消防設備士の給料を徹底調査!平均年収は400~500万円で安定の職業

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目次

「消防設備士の年収ってどれくらい?」
「消防設備士って稼げる職業なのか気になる…」


こんな疑問を持っている皆さん!消防設備士の仕事に興味があって転職を検討されている方でしたら、給与面に関してシビアに考えている方も多いことでしょう。


工事士.comが調べた情報によると、消防設備士の平均年収は、 約400万円~500万円程度ということが分かりました。 会社の規模や仕事内容、地域差によって変わってくるので一概には言えませんが、 おおよその目安として考えていただいて構いません。

今回の記事では、消防設備士の年収や給料事情について調査して分かった、 リアルな実態を皆さんにご紹介したいと思います。



消防設備士の平均年収を比較!

「この仕事ちょっと気になるな~」「やってみたいな~」と、 興味の惹かれる仕事ができると、給料ってやっぱり気になるものですよね。

記事の冒頭でもお伝えしましたが、消防設備士の平均年収は、 約400万円~500万円程度という事が分かっています。 (工事士.comにこれまでに掲載して頂いた、消防設備点検や工事関係の企業20社の求人情報をもとに調査しました。)


しかし、この金額はあくまで平均です。

年収には、資格・経験・年齢・会社の規模・仕事内容・地域差など、様々な要因が絡んでいるので、 「そんなに稼いでないよ~」という方もいれば、 「もうちょっと貰っているよ」という方など様々いるでしょう。

今回は、調査して得た情報をもとに、消防設備士の年収を、 さまざまな視点で比較していきたいと思います。


未経験で転職した時と、経験者で転職した時の給料の差

まずは、消防設備関係の会社に『未経験で転職した時』と 『経験者で転職した時』の給料の差を比較してみました。


【愛知県A社】 ※従業員数10名未満
◎事業内容・・・電気工事・消防設備計装工事・自火報設備工事等
◎給料
(未経験者の場合)
月給 : 230,000円~255,000円(諸手当込)
(経験者の場合)
月給 : 270,000円~340,000円(諸手当込)


【宮城県B社】 ※従業員数10名未満
◎事業内容・・・消防施設工事業(点検・工事)
◎給料
(未経験者の場合)
月給 : 180,000円~230,000円+諸手当(資格手当・家族手当・皆勤手当)
(経験者の場合)
月給 : 230,000円~375,000円+諸手当(資格手当・家族手当・皆勤手当)


【兵庫県C社】 ※従業員数10名未満
◎事業内容・・・消防設備工事業
◎給料
(未経験者の場合)
月給 : 235,000円~+資格手当
(経験者の場合)
月給 : 300,000円~ + 資格手当



工事士.comに掲載して頂いた企業様の中には、 未経験・無資格でもOKという求人も沢山あります。

最近では、人材不足などの影響からか、 「未経験者の給料は、以前よりも少し高めに設定している」 という企業様もいらっしゃるようです。


しかしながら、経験者の方が優遇されるのは当然のようで、 給料も、未経験者に比べて高いということが分かります。 消防設備士は職人の業界なので、この業界に転職するなら、 資格や経験はあるに越したことは無いと言えるでしょう。


『中小企業』に転職した時と『大きな規模の企業』に転職した時の差

続いては、消防設備関係の仕事を行なっている、『中小企業(10~30名程度)に転職した時』と、 『大きな規模(100名以上)の企業に転職した時』の年収の差を比較してみました。


【中小企業の年収例】
(A社)年収 : 入社3年400万円
(B社)年収 : 入社3年30歳・年収480万円
(C社)年収 : 入社3年320万円(未経験入社)


【大きな規模の会社の年収例】
(A社)年収 : 入社3年442万円(20代前半)
(B社)年収 : 年収400万円~
(C社)年収 : 年収512万円・経験6年



工事士.comが調べた情報によると、『中小企業』 『大きな規模の企業』ともに、 大体の平均年収は400万円台だという事が分かりました。

会社の規模は違っていても同じ消防設備士の仕事なら、年収にそれほど差は出ないようです。

会社の規模の大きさよりも、「自分がこの会社で、どう頑張っていくか」の方が、 年収や給料に深く関わっていると考えられます。


努力して知識を身に付けたり、現場で経験を積み重ねていけば、 会社から評価されるという事は、中小企業や大きな規模の企業でも変わりませんよね!

入社してからの頑張りが、年収や給料にも大きく反映されてくると思いますよ!


また、消防設備士の業界に転職を考えている方の中には、「中小企業に転職したらいいのか?」「大きな規模の企業の方が良いのか?」と悩んでいる方も、いるのではないでしょうか。

私なら「中小企業に転職すること」をオススメします。


その理由としては、『中小企業の方が採用されるチャンスが多いから』です。大きな規模の会社は、書類選考の時点で合否が分かる場合が多く、面接まで至らないというケースがあると聞いたことがあります。

また、大きな規模の企業だと人気が高い場合もあり、ライバルも多くなりがちです。 お金を稼ぐには、まずは就職することが最優先ですよね!

転職する際は、採用される可能性の高い中小企業を選んで 応募してみるのも良いかもしれません!


消防設備士・電気工事士・電気工事施工管理技士・ビルメンの年収を比較

最後は『消防設備士』の仕事に関連度の高い、 『電気工事士』・『電気工事施工管理技士』・『ビルメンテナンス』の職業をピックアップし、 それぞれで年収にどれくらいの差が出るのかを比較してみました。


【消防設備士】
平均年収 :400万円~500万円程


【電気工事士】
平均年収 : 400万円~500万円程度
※電気工事士の年収について詳しく知りたい方は『知りたい!電気工事士のあれこれ~給料編~』をご覧ください。


【電気工事施工管理技士】
平均年収 :500万円~700万円程度
※電気工事施工管理技士の年収について詳しく知りたい方は 『電気業界人Pickup 電気工事施工管理技士』をご覧ください。


【ビルメンテナンス】
平均年収 :350万円~400万円程度
※ビルメンテナンスの年収について詳しく知りたい方は『ビルメンの年収は、会社選びで決まる!』をご覧ください。


上記4つの職業の平均年収を比較した時、消防設備士と電気工事士は、さほど差が無いことが分かりました。それに対して電気工事施工管理技士の平均年収は、消防設備士と電気工事士と比べ100万円~200万円程度高いです。

施工管理技士は、仕事の日程や現場を管理する立場にあり責任が重いので、その分だけ給料も高くなると考えられるでしょう。



年収・給料をUPさせるには?



この業界で働いていく上で、年収・給料をUPさせるためには、 『資格を取ってスキルアップを目指す』 という方法が一番の近道だと私は思います。

消防設備士の資格には乙種と甲種の2種類があります。 乙種は点検・整備のみ、甲種は点検・整備に加え工事をすることが出来ます。


乙種は甲種と比較すると工事が出来ないので、その分だけ給料が低くなる事が考えられるでしょう。 実際に、工事士.comに掲載している求人情報を調査すると、 乙種よりも甲種の資格を持っていた方が、手当が付きやすいという結果が分かっています。


~調査の結果~
【A社:消防設備会社】消防設備士 甲種3,000円/消防設備士 乙種2,000円/2種電工2,000円

【B社:消防設備会社】消防設備士 甲種5,000円/消防設備士 乙種3,000円

【C社:ビルメンテナンス】消防設備士 甲種4,000円/消防設備士 乙種2,000円/2種電工4,000円/2級ボイラー3,000円


工事士.comはこれまでに、様々な消防設備工事関係の 会社にお話を伺ってきましたが、どの会社も人材不足で困っている様子でした。

そんな中で、「資格や経験を持った人はとても貴重な存在だ」とおっしゃっており、 資格があれば手当を付けるという会社が多いように感じました。


また、資格を持った状態で入社すれば、 給料のスタート金額が上がる場合もあります。 消防設備の業界に転職を考えている方で、「資格を持っていない」という方は、 まずは受験資格の無い乙種の資格取得から目指してみてはいかかでしょうか?



消防設備業界の今後は安定?

最後に、年収や給料に深く関わってくる、 『消防設備業界の今後』についてお伝えしていきたいと思います。


消防設備は、様々な建物に設置が義務付けられており、 年に数回必ず点検・整備を行わなくてはいけません。

特に、消火器や火災報知設備等はマンションやアパート、 商業施設など多くの建物に設置されています。

建物が増え続ける限り、消防設備の点検・整備・工事に関わる仕事は無くならないと考えられるので、 消防設備業界の今後は安定していると言えるでしょう。


また、近年では自然災害が増えており、 人々の命を守る消防設備や防災設備の業界に注目が集まっている事も確かです。

消防設備に関しては、火災から人々の命を未然に防ぐ大切な設備なので、 それに関わった仕事に就いている方は責任も大きいと言えます。 責任のある役職に就けば、それだけ給料も上がりやすくなると考えて良さそうです。



まとめ

いかがでしたでしょうか。今回の記事では、 消防設備士の年収や給料についてお伝えしてきました。

消防設備士の仕事は「点検・整備がメインで、工事はそれほど多くないので、割と簡単そう」というイメージを持たれているようですが、実は体力が必要な責任のある重要な仕事です。

給料や年収に関して「多い・少ない」の判断は人それぞれですが、やりがいのある仕事だという事は間違いありません。消防設備業界に転職を考えている方は、是非、前向きに検討してみて下さい!



★★★参考までに★★★

今回この記事を書くに当たり、消防設備点検や工事関係の 企業の求人情報をもとに、年収・給料を調査しました。 その調査結果をご紹介したいと思います。

下記にまとめておきますので、興味のある方は是非ご覧になってみてください。

【千葉県A社】 ※従業員数12名
◎事業内容 : 貯水槽清掃、設備点検、消防点検 他
◎給料 : 月収20万円~、賞与年2回
◎休日 : シフト制


【大阪府B社】 ※従業員数27名
◎事業内容 : 電気工事業・電気通信業・消防施設工事業
◎給料 : 月収17万円~、賞与年2回
◎休日 : 土・日・祝日


【神奈川県C社】 ※従業員数10名未満
◎事業内容 : 強電・弱電設備を含む総合電気設備工事業
◎給料 : 月収30万円~、賞与年2回
◎モデル年収 : 入社3年39歳・540万円
◎休日 : 日・祝日


【愛知県D社】 ※従業員数10名未満
◎事業内容 : 消防施設工事業
◎給料 : 月収20万円~、賞与年2回
◎モデル年収 : 入社11年30歳・420万円
◎休日 : 日・祝日


【愛知県E社】 ※従業員数10名未満
◎事業内容 : 電気工事・消防設備計装工事など
◎給料 : 月収23万円~、賞与年2回
◎モデル年収 : 入社3年28歳・420万円
◎休日 : 日・祝日


【静岡県F社】 ※従業員数10名未満
◎事業内容 : 消防設備・構内放送設備の保守、点検
◎給料 : 月収25万円~、賞与年2回
◎モデル年収 : 入社5年3歳・420万円
◎休日 : 土・日


【大阪府G】 ※従業員数10名未満
◎事業内容 : 電気工事・消防設備計装工事など
◎給料 : 年俸300万円~、賞与年2回
◎モデル月収 : 入社4年32歳・37万円
◎休日 : 日

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