電気工事士が勝ち組といわれる理由は?|電工のリアルな声も紹介

電気工事士の仕事・転職

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電気工事士が勝ち組と呼ばれるのには、以下の5つの理由があります。

  1. 日本の平均年収より稼げるから
  2. 需要・将来性があり食いっぱぐれにくいから
  3. さまざまな仕事に活かせるから
  4. 独立することができるから
  5. やりがいを感じやすいから

この記事では、電気工事士が勝ち組といわれる理由と、電気工事士として勝ち組を目指すための方法例を解説します。
ぜひ参考にしてみてください。


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電気工事士が勝ち組といわれる5つの理由

電気工事士は、日本の平均年収よりも稼ぐことができることに加え、需要・将来性があり食いっぱぐれにくく、いろいろなキャリアの選択肢があるため、勝ち組といわれています。

電気工事士が勝ち組といわれる理由

以下ではそれぞれの項目について詳しく解説します。

日本の平均年収より稼げるから

電気工事士が勝ち組といわれる理由の1つ目は、日本の平均年収より稼げるからです。

日本の平均年収は414万円。(出典:doda 平均年収ランキング

それに対し、電気工事士の平均年収は「506.8」万円となっています。

■電気工事士の平均年収

月収平均(A) A×12ヶ月分(B) 賞与平均(C) 年収(B+C)
34.4万円 413.2万円 93.6万円 506.8万円

参考:令和4年賃金構造基本統計調査(厚生労働省)

電気工事士は技術や資格が必要な職業であるため、平均よりも給料が高い傾向にあります。

自分のスキルや経験次第で年収を高められることも、電気工事士が勝ち組といわれる理由のひとつです。

需要・将来性があり食いっぱぐれにくいから

電気工事士が勝ち組といわれる理由の2つ目は、需要・将来性があり食いっぱぐれにくいからです。

現代社会は電気に依存しているため、電気工事士はなくてはならない存在です。

今後も新しい建物の建設やインフラの老朽化対応等が増え、需要がなくなることは考えにくいため、将来性があり食いっぱぐれにくい職業だといえるでしょう。

また、電気工事士は技術が必要な職業であり、AIやIT技術によって取って代わられにくい点も、勝ち組といわれる理由のひとつです。


さまざまな仕事に活かせるから

電気工事士が勝ち組といわれる理由の3つ目は、さまざまな仕事に活かせるからです。

電気工事士として働いていれば、以下のようなキャリアを選択することもできます。

■キャリアの選択肢


もちろん、施工管理や管理職・経営層といった、電気工事会社の中でキャリアアップしていく道もあります。

さらには、電気工事士の資格はあらゆる業種で役立つため、ビルメンテナンスや消防設備士といった電気工事業以外で活躍することもできます。



独立することができるから

電気工事士が勝ち組といわれる理由の4つ目は、独立することができるからです。

電気工事士は「手に職をつける」であるため、独立しやすい職種です。

また、需要が高い仕事でもあることから、ある程度のキャリアを積んでから独立して活躍している電気工事士も多くいます。

独立すると、企業に勤めているよりも高い年収を目指すこともできます。



やりがいを感じやすいから

電気工事士が勝ち組といわれる理由の5つ目は、やりがいを感じやすいからです。

電気工事士の仕事は生活インフラに関わる重要な役割を担っているため、その分やりがいを感じる場面も多いです。

特に、対規模工事や災害時のトラブルを乗り越えた時や、人から感謝される時などにやりがいを感じている電気工事士が多くいます。


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電気工事士として勝ち組を目指すための3つの方法

電気工事士として勝ち組を目指すための方法の代表例を3つ紹介します。

勝ち組を目指すための方法


以下ではそれぞれの項目について詳しく解説します。

電気工事士として独立する

勝ち組の電気工事士になる方法の1つ目は、電気工事士として独立することです。

電気工事士として独立することで、会社員として働くよりも収入をアップさせやすいからです。

もちろん、独立したからといって自動的に収入がアップするわけではありません。

地道な営業活動が必要となりますし、仕事が貰えなければ会社員時代よりも給料が下がる可能性もあります。

ただ、独立することで会社員時代よりも収入をアップさせている人がたくさんいるのも事実です。

独立は必須ではありませんが、独立してもやっていけるくらいのスキルや営業力を身につけておくことは、電気工事士として勝ち組になるために必要なポイントです。


電気工事関連の資格を取得しキャリアアップする

勝ち組の電気工事士になる方法の2つ目は、電気工事関連の資格をたくさん取得しキャリアアップすることです。

以下のような電気工事関連の資格を取得することで、社内でのキャリアアップはもちろん、別のキャリアへの道が拓かれたり資格手当によって収入をアップさせることができます。

■資格例

  • 電気主任技術者
  • 電気工事施工管理技士
  • 電気通信の工事担任者
  • 電気通信主任技術者
  • 消防設備士
  • 認定電気工事従事者
  • 特殊電気工事資格者
  • エネルギー管理士 など

電気工事士として勝ち組になるためには、様々な資格を取得して知識やスキルを身に着け、替えの効かない人材になることが大切です。


大企業に転職する

勝ち組の電気工事士になる方法の3つ目は、大企業に転職することです。

大企業に転職することには、以下のようなメリットがあります。

■大企業転職のメリット

  • 安定感がある
  • 休日が多い
  • 福利厚生が充実している
  • ホワイト企業が多い
  • スキルが向上しやすい
  • 自己実現しやすい

大企業は、給与・福利厚生等の水準が高い傾向にあります。

電気工事士として勝ち組になるためには、大企業に転職することも視野に入れ、スキルを高め経験を積んでおくことが大切です。

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電気工事士の魅力ときついと感じること

電気工事士の魅力ときついと感じることは、それぞれ以下のとおりです。

※実際に電気工事士として働いている方からお聞きしたアンケートで集まった意見を掲載しています

■電気工事士の魅力

  • 手に職をつけられる
  • 仕事が無くならない、将来性がある
  • 国家資格を取得できる
  • 人々の生活になくてはならない
  • 自ら手掛けたものが多くの人から感謝される
  • 仕事の成果が見えやすい
  • 稼げる

■電気工事士のきついと感じること

  • 休みが少ない
  • 労働時間が長い
  • 体力が必要
  • 危険を伴う作業が多い
  • 現場環境が悪い
  • 人間関係が厳しい
  • 覚えることが多い
  • 見習いの時期の待遇が悪い

上記のとおり、電気工事士自身がきついと感じていることもたくさんあります。

しかし、電気工事士が勝ち組と言われる5つの理由で紹介した項目(手に職をつけられる・需要と将来性がある・稼げるなど)をはじめ、電気工事士という仕事にやりがいや魅力を感じている電気工事士が多いことがわかります。

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最近は働き方改革によって働きやすくなっている

働き方改革によって、電気工事士も働きやすくなっています。

特に代表的なのが、以下のような企業の取組みです。

■取組み例

  • 柔軟性のある働き方の導入
  • 様々なツールの活用

柔軟性のある働き方ができるよう、現場と自宅との直行直帰やフレックスタイム制の導入などを導入している企業が増えてきています

以下は工事士.comに掲載している求人のうち、直行直帰を積極的に取り入れている企業の数と割合です。

■直行直帰を積極的に取り入れている企業の数と割合

2019年11月 2024年6月
直行・直帰OK 48社/445社 115社/476社
割合 10.8% 24.2%

※データの根拠:電気工事業界専門の求人サイト「工事士.com」にて電気工事士を募集している企業から「直行・直帰OK」のPRタグを付けている企業を抽出

工事士.comが2019年11月に独自で行った調査では、直行・直帰を積極的に取り入れている企業は全体のおよそ10.8%でした。

一方、2024年6月時点ではおよそ24.2%。4年半で約2.5倍にまで増加しています。

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未経験からでも電気工事士になる方法

未経験からでも電気工事士になるには、第一種電気工事士または第二種電気工事士の資格試験に合格し、電気工事士免状を取得する必要があります。

一部無資格でも行うことのできる作業もあるため、無資格であっても見習いとして電気工事会社で働くことは可能です。

ただ、作業がかなり制限されてしまうため、一人前の電気工事士として働くためには、いずれ電気工事士の資格試験に合格し、免状を取得する必要があります。

「まだ電気工事士ではないけど、電気工事士として勝ち組になりたい!」という方は、電気工事士資格の取り方を参考に、電工デビューを目指しましょう。

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勝ち組と言われる電気工事士たちのリアルな声を紹介

ここからは、工事士.comに掲載された企業で働く社員の方々による実際の口コミをご紹介します。

何を持って「勝ち組」と判断するかは人それぞれ。

年収に関することだけではなく、働きやすさやプライベートとの両立にも焦点を当てて紹介しています。

あなたの理想と合致するかどうか、ぜひ確かめてみてください。

■年収アップがしやすい

「資格を取った」「スキルが上がった」そのたびに年収もUPします!

転職してからマイカーをGET。次はマイホームを狙ってます。 努力が還元されるって、やっぱり嬉しいポイントですよね。

(電気工事士歴:6年目)

■最近は効率的に働ける

うちでは社員にiPhoneとSurfaceが貸与されます。これで直行・直帰やリモートワークもOK。

効率的な働き方ができています。

(経歴不明)

■チャットツールで仕事の効率アップ

連絡手段にGoogle Meetなどのオンラインツールを使ってます。

初めは不安でしたが、簡単に使い慣れることができました。

チャットは電話よりも気軽に気軽に使えるので、ちょっとした質問もしやすくて助かっています。

直行・直帰が基本なので、自分のペースでゆとりを持ちながら働けるようになりました。

(26歳・電気工事士歴:3年目/前職:道路工事)

■時間を有効活用できている

実際に働いてみて驚いたのは、残業がほぼ発生しないこと!

報告業務がオンラインツールに置き換わっているので、移動の手間が省けて時間を有効活用できています。

また、私の妻もシフト制の仕事をしているため、休みを合わせられるのも嬉しいです!

(30歳・電気工事士歴:3年目/前職:足場関係)

■家族や友人と食事に行ける

夜勤がない会社を選んで転職しました。

入社後は求人票通り、夜勤が一切ない上、だいたい18時には帰れています。

友達と飲みに行ったり、家族と夕飯を食べたりできるようになりました。

(34歳・社歴2年)

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よくある質問(Q&A)

電気工事士に関するよくある質問をまとめました。

よくある質問(Q&A)


電気工事士に向いている人と向いていない人は?

電気工事士に向いている人と向いていない人は以下のとおりです。

■向いている人

  • 電気工事に興味・関心がある人
  • コツコツ学ぶことができる人
  • 丁寧・几帳面・慎重な性格の人
  • 正しくコミュニケーションを取れる人
  • 体力がある・根気がある人
  • 向上心や目標を持てる人

■向いていない人

  • 注意力がない人
  • 体力に自信がない人
  • 向上心・目標がない人
  • 面倒くさがりな人

電気工事士に向いている人と向いていない人の特徴についての詳細は、電気工事士に向いている・向いていない人の特徴|最適な職場を見つける方法は?をご覧ください。

電気工事士の仕事は何がきつい?

電気工事士の仕事できついことは以下のとおりです。

■電気工事士のきついと感じること

  • 休みが少ない
  • 労働時間が長い
  • 体力が必要
  • 危険を伴う作業が多い
  • 現場環境が悪い
  • 人間関係が厳しい
  • 覚えることが多い
  • 見習いの時期の待遇が悪い

電気工事士の仕事のきついポイントの詳細は、電気工事士がきついと言われる理由は?大変なことをアンケート調査!を参考にしてください。

電気工事士が独立した場合の年収は?

人にもよりますが、電気工事士が独立した場合の年収は「500万円台~600万円程度」です。

単価や工事内容によっては700万円~800万円になることもありますし、仕事が取れない場合は会社員時代よりも給料が下がる可能性もあります。

電気工事士の独立については、電気工事士が独立してこうなる【年収、開業資金、失敗しない準備】で詳しく解説しています。

電気工事士が人手不足な理由は?

電気工事士が人手不足な理由は以下のとおりです。

■電気工事士が人手不足な理由

  • 少子高齢化
  • 入職率の低さ
  • 入職ターゲット層の狭さ
  • 労働環境等による離職率の高さ
  • 認知度の低さ

電気工事士が人手不足となっている理由の詳細は、電気工事士の人手不足が深刻に!?国の資料を基に原因と対策を解説で解説しています。

電気工事士は稼げる?

電気工事士は、一般的な職業と比べて稼ぎやすい職業です。

日本の平均年収が414万円であるのに対し、電気工事士の平均年収は506.8万円となっています。

電気工事士の年収については、電気工事士の平均年収を公開!年齢・地域・資格別から1000万円を稼ぐ方法までで詳しく解説しています。

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まとめ

この記事では、電気工事士が世間から勝ち組といわれる理由と勝ち組を目指すための方法例を紹介しました。


電気工事士は、大変なことも覚えることも多い職業です。

しかし、自分のスキルを高めて経験を積めば、独立や転職がしやすく、収入をアップさせやすい職業でもあります。

電気工事士の仕事に少しでも興味がある方は、電気工事士とは?デビューの方法や仕事・試験内容まで電工のすべてを解説を参考に、電工デビューを目指してみてはいかがでしょうか。

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