電気工事士のやりがいは?長く続ける理由・魅力ってあるの?

電気工事士  活躍  仕事内容 

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苦労が沢山ある電気工事士さん。 では、なぜ10年、20年と長く活躍している人が多くいるかというと、その分だけ、やりがい・魅力があるからの一言に尽きます。 電気工事士は、苦労がある分、頑張った甲斐があると思える仕事です。 「どんなやりがいがあるのか?現場で作業していて、どんな時にやりがいを感じるのか?」をご紹介します。


一例ですが、電気工事士さんから直接聞いたやりがい・魅力です。 電気工事専門の求人サイトを運営する中で社長や働く人から聞いた情報ですので、是非、参考にしてください。


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達成感(安堵感・充実感など)

達成感はこの仕事で1番と言っていいほどの、やりがい・魅力であると言えるでしょう。 苦労を乗り越え、試行錯誤した現場に電気がついた瞬間、「良かった。苦労した甲斐があった。」「自分がこの電気をつけたのか。」と様々な思いを感じるそうです。


また、チームプレーで現場の問題に対応できた時の達成感は格別だという声も多数。 電気設備を扱う現場の状況は日々変わり、想定外の問題が起きることもしばしば。 現場管理者や他の施工会社と協力して、問題を解決できた時の喜びはひとしおだ、という声が沢山ありました。


「建設業は、建物が完成した時に、やりがいがあると思いますが、電気工事の場合は、電気がついた瞬間が、まさにそうです。 電気・光が灯るのって、やっぱり見ていて、格別なんですよね。電気工事の間違いは、感電とかの危険につながってしまうので、緊張感があります。 事故なく安全に現場での仕事が終わって、無事に電気がつく時は、苦労が報われる瞬間です。 電気工事士となって、初めての現場だったり、大きな現場を担当した時だったり、 自分が責任者となった時だったり、節目での工事が完了した時は、やっぱりよく覚えています。」(30代・電気工事士)


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成長を実感しやすい

資格を取得した時、できる工事が増えた時、周りから「良い仕事をするようになったな。」と言われた時、 1人で現場をおさめられるようになった時など、様々な瞬間で成長を実感でき、そこにやりがいがあるとのことでした。 多種多様な電気工事があり、簡単に極められない面白さも魅力の1つという声も多かったです。 「次々とクリアしてもまだ先があると考えるとワクワクします!」 「電気工事って学びが多くて奥が深いです。だから、長く続けていて楽しいです。」とのことでした。


「はじめに現場に出た時は、現場で飛びかう言葉が分からず、ちんぷんかんぷんで(笑)。分からないから、呪文みたいに聞こえますよね。まずは、工具や資材の名前をとにかく覚えて、仕事の流れを頭に入れるのを頑張りました。現場は慌ただしく、早く過ぎていくので、必死でした。だんだんと、先輩社員の指示が分かったり、次はこうだな~と分かったりするようになりました。“うまくなった” “まかせるよ”と言われることが嬉しかったですね。」(20代・電気工事士)


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技術・実力を評価してもらえる

現場で必要なのは、工事を正確に素早く進める技術や知識です。 逆にいうと、技術が身につけば、工事現場で任されることも増えて、存在感が増していきます。 その頃には、会社からの評価も高まり、昇給など目に見える形でかえってくるものがあります。

新しい資格を取得すると、資格手当てが増えることも多いです。できることが増えれば、その頑張りを形で評価してもらえることは、やりがいです。

逆にいうと、どんなに長く働いていても、力がつかなければ評価はされない、厳しい世界とも言えるかもしれません。 厳しい分だけ、自分の腕を磨いたことへの評価は嬉しく、やりがいとなります。


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社会貢献度の高さ・感謝される喜び

日常生活で電気の無い生活など考えられませんよね。 スマホやネットの普及・オール電化の普及などが進み、より一層、電気がないと困るようになりました。

電気は様々な場で必要とされています。社会に貢献できているという喜びはこの仕事ならではだ、という声も多くありました。 お客様から「ありがとう。これで便利になった」「本当困っていたから、助かったよ。」と声をかけてもらえた時も、嬉しい瞬間の1つとのことでした。 誰かの役に立つ・喜んでもらえるやりがいは、嬉しいですね。


「2011年の東日本大震災の時に、改めて電気の重要性に気付きました。その頃は、電気やガスが通っていない地域への復旧作業にひたすら対応していました。次から次へと工事の依頼がひっきりなしに来ている状況で、電気って大事だな、電気が通っているってすごいなと改めて分かりました。」(50代・電気工事士)


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将来性がある

電気設備の工事には電気工事士の国家資格が必要で、電気工事士さんにしかできない仕事が沢山あります。 将来性があり、一度身につけると一生困らない技術とも言われています。

長く仕事ができる大きな理由ですね。覚えること、勉強することは多いですが、その分だけのやりがい・魅力があるようです。 もちろん、どの分野の電気工事をやるかでも違ってきますが、建物や電気で動かす設備がある限り、仕事がなくなることはないでしょう。


「電気工事士の仕事は覚えることが多いし、正直必死でした。僕が若かったころは、“先輩の仕事を見て覚えろ”が色濃い時代で、先輩と同じようになりたいと日々思っていました。なんとか頑張ったおかげで、力は、ものすごくつきましたよ。おかげで今は独立しましたし、この仕事はなくならないので一生続けることだって出来ます。苦労した分は、これから長い間で役立ちそうです。僕はこの仕事が好きだし、若い人にも是非やって欲しいと思っています。自分の会社では、見て覚えろとはせずに、マンツーマンで丁寧に教えています。一生使える技術が身につきますよ。」(40代・電気工事会社 社長)



他にも、自分の家の簡単な配線もできるため、子供から尊敬の目で見られるのも嬉しいとの声もありました。 話を聞いていると、「覚えることが多くて、はじめは苦労する」という意見はよく聞きました。 その分だけ、身につけた技術の価値は高いようです。

結果として、一生使っていくことができますし、10年・20年と長く働くことにつながるようです。 仕事を覚えるまでの大変な時期を乗り越えられるかどうかが、重要そうですね。



各会社のやりがい・魅力については、工事士.comサイトの求人内でも紹介されています。 ぜひそちらもご覧ください!


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