電気工事士になるには?電工デビューまでの方法と手順を解説|初心者向け

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目次

よし、電気工事士になろう!…何から始めればいいんだ?」



決意したものの何から手を付ければ?必要なことって?と電気工事士になる方法を模索している方は必見!電気工事士になるための3つの方法と手順をご紹介します。


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電気工事士の資格を取得する

電気工事ができるのは電気工事士の資格を持った人に限られます。


無資格の人が電気の配線をいじってしまうと、法律に違反してしまいます。 資格や免状が無くてもできる仕事もありますが、ほとんどは手元作業と呼ばれる先輩の補助作業に限られます。その他、荷物運びや現場の掃除などの単純作業のみになります。


資格を取得できないままだといつまでも見習いとして 補助作業のみをして働かなければいけません。

せっかく興味を持ったのに電気の配線ができないなんて…と落ち込んでしまいますよね。


電気工事士の資格の種類

では、何の資格を取ったらよいのでしょうか?
電気工事士には、第二種電気工事士と、第一種電気工事士の2つがあります。


第二種電気工事士を取得すると、一般住宅や小規模な店舗・テナントの電気設備の工事が可能となります。第一種電気工事士を取得すると更に、工場や大きなビルなどの大規模な建物での電気工事も可能となります。第一種電気工事士の方が工事可能な範囲が広いことで難易度も少し高いです。また、受験資格はないものの免状交付の条件があるため、第二種電気工事士の上位資格として位置づけられています。


そのため資格を取るときは基本的に、まずは第二種電気工事士の取得を目指すことになります。



電気工事士の試験内容と日程

第二種電気工事士の試験に合格するためには、「筆記試験」と「技能試験(実技試験)」の両方に合格する必要があります。 試験を受けるのに必要な受験資格はない為、どなたでも受験することが可能です。 学歴や年齢などの制限はありません


第二種電気工事士の場合、上期と下期の年2回の試験でチャンスがあります。例年ですと、上期は6月頃、下期は10月頃が筆記試験日です。

事前に申し込みが必要となります。申込の締切は、筆記試験日の2~3ヶ月前になっていますので、早めに手続きを済ませておきましょう。(詳しい日程は毎年変わりますので、年度ごとにご確認ください)


まずは筆記試験の対策から始めてください。 技能試験は、筆記試験当日から1~2ヶ月後の実施のため、 筆記試験の後から対策を始める方が多いです。

筆記試験はテキストや過去問集などを利用してコツを掴めば、独学でも試験に合格できます。試験対策の講座なども様々紹介されているので、一度検索してみてください。


>>関連記事:第二種電気工事士に独学でチャレンジ!


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就職先を探す

いきなり就職で大丈夫?と思うかもしれませんが、ご心配なく。


「無資格・未経験、大歓迎!」で求人募集している会社も多く、 資格取得支援制度がある会社も珍しくありません。 実際にどんな求人があるか気になる方は、無資格・未経験OKの電気工事士募集を少し見て、 この後の続きをご覧ください。


就職したら、見習いの電気工事士として働きながら、資格取得を目指します。


ウチにいる社員は、みんな無資格・未経験で入社しているよ」 「資格で覚える内容と現場実務は別物だから、入社して現場で働きながら、資格を取得してくれたらOKだよ

と、おっしゃる企業も多いです。


資格を持っている場合も、持っていない場合も、入社して初めのうちは先輩の補助作業から始めることは共通です。まず就職先を検索するのも手段の1つですよ。 「実際に現場実務をしながら、資格を取る方がいいな」と感じる方は、自分に合った求人を見つけましょう! どこで求人を探せば?という方のために、下記にまとめてみました。


転職サイトで探す

掲載数も多く、比較しながら自分に合いそうな会社を見つけられると思います。 就業中でも空いた時間にスマートフォンなどで検索できますからね。 写真が載っていたり、職場の雰囲気なども書かれていたりして、働くイメージがわきやすいと思います。


求人情報は随時、更新されますので、こまめにチェックしたり、メールマガジンを取ったりすると良いと思います。 ぜひ「電気工事士 求人」「電気 求人」などで検索してみてください。



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ハローワークで探す

休職中の方はハローワークで探すのも手段の1つ。ただ、給料などの待遇面の情報に絞られていて、会社の雰囲気などが分からない事も多いです。 会社名や他サイトに求人を出していないかを検索し、ミスマッチを防ぐために情報収集することをお勧めします。



アルバイト求人を探す

いきなり正社員で働くのはちょっと…この仕事が合うか分からないし…そんな方はアルバイトで電気工事の仕事体験をしてみるのもいいかもしれません。


実際に電気工事の現場に出て作業することで、1日の現場の様子が分かったり、大変なこと、 あるいはやりがいが分かったりして、情報が集まるでしょう。


このように、資格を取得して就職する方法も、就職して働きながら資格を取得する方法も、両方ともOKです! どっちがいいのか? ・・・と悩まれる方は、未経験から電気工事士への転職の記事の中で、両方を比較していますので、参考にしてください。



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学校に行く

高校や大学・専門学校などの電気を扱う電気科や工学科に通えば、 基礎や専門知識を学ぶ方法もあります。 授業のカリキュラムに電気工事士の資格取得が組み込まれていることもあるので、 在学中に資格を取得して就職に活せる学校も多いようです。

特定の学科を卒業していなくても電気工事士として働き活躍することはできますが、学生時代の早いうちから電気の知識に触れて学べることがメリットです。


その他、職業訓練校や通信講座を利用して電気工事を学び、 資格を取得している方もいます。

資格取得に向けて勉強を続け、卒業後に就職する流れとなります。テキストや対策講座の利用に比べると費用はかかりますが、授業内容が計画的に固まっていることが特徴です。



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自分に合った方法で電気工事士になろう!

既に働かれている方、社会人の方でしたら、
テキストや対策講座を使って資格を取得する
見習いの電気工事士として就職する
のどちらかの方法が主流です。


自分に合いそうな方法は見つかったでしょうか?上記を一例としてご活用ください!


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