【第一種電気工事士の合格率】調べて分かった、第二種電気工事士との違い!

第一種電気工事士  資格  試験 

目次

「第一種電気工事士を受験するか検討している」 「勉強を始めるか悩んでいる」時に気になるのが、試験の合格率ですよね。
第一種電気工事士の合格率は、どのくらいなのでしょうか?この記事では、過去の合格率の推移を調べてまとめています。


また、試験には筆記試験と技能試験があります。それぞれの合格率も一緒に見ることができますので、参考にしてください。


第一種電気工事士の合格率推移

第一種電気工事士の試験には、筆記試験と技能試験の2つがあります。それぞれの合格率を見てみましょう。


まず、筆記試験の合格率平均(平成29年度~令和3年度の平均)は、49.5%です。ここ最近の試験では大体40%~50%のところを推移しています。なお、令和3年度の合格率は53.5%でした。


※参考:一般財団法人 電気技術者試験センター「試験実施状況の推移(第一種電気工事士試験)


続いて、技能試験の合格率平均(平成29年度~令和3年度の平均)は、 64.5%です。なお、令和3年度の合格率は67.0%でした。


※参考:一般財団法人 電気技術者試験センター「試験実施状況の推移(第一種電気工事士試験)


筆記試験と技能試験では、技能試験の合格率が高いです。
技能試験は、事前に候補問題が公表され、その中から試験当日に出題されます。十分に事前練習を積んでおくことで合格確率が高まることが関係しています。


また、技能試験を受けるのは筆記試験合格者のみですので、より試験への本気度が高いとも言えます。


第二種電気工事士との比較

第一種電気工事士の合格率は上記の通りですが、実際のところどのくらいの難しさなのでしょうか?
その他の資格と比較してみたいと思います。


まずは、第二種電気工事士との比較です。第一種電気工事士は、第二種電気工事士の上位資格にあたります。


第二種電気工事士の合格率(平成29年度~令和3年度の平均)は、筆記試験の平均合格率は60.2%、技能試験の合格率は69.3%です。
(第二種の難易度や合格率について詳しくは「第二種電気工事士の難易度|試験内容・合格率で判定」をご覧ください)


※参考:一般財団法人 電気技術者試験センター「試験実施状況の推移(第一種電気工事士試験)」「試験実施状況の推移(第二種電気工事士試験)


筆記試験・技能試験のいずれも、第二種より第一種電気工事士の方が、合格率は低いですね。顕著なのは筆記試験の合格率で、10.7ポイントの開きがあります。合格率で比べた場合、第一種電気工事士の方が難しそうです。


また、受験者層の違いも難易度に関係する可能性があります。
第二種電気工事士の試験は幅広い方が受けており、「これから電気工事業界への就職を目指す未経験の方/電気工事会社に勤める見習いの方」もいれば、「高校生や専門学生で学校のカリキュラム、あるいは就職を意識して受ける方/キャリアアップや趣味の一環で、幅広い分野での資格取得を目指している方」も数多くいます。


一方で、第一種電気工事士になると、電気工事従事者が中心です。電気工事士として更なる成長をしようという方が多くなりますので、本気度も高いと言えるかもしれません。
これらの受験者層の違いを踏まえると、合格率の数字以上に、第一種電気工事士の方が難しいように感じられます。


合格者人数をもとにして考えれば、第一種電気工事士の合格者は、第二種の4~5倍の希少性があります。その分だけ難易度が高く、価値がある資格と言えるでしょう。


その他の国家資格との比較

難易度の目安として、他の国家資格の合格率も、1つの参考になるかと思います。いくつか例を挙げてみましょう。


▽建設業・電気関連の資格

2級電気工事施工管理技士・・・ 20%台
第三種電気主任技術者・・・ 7~8%
消防設備士・・・ 30%台
・インテリアプランナー ・・・ 20%台


▽その他の国家資格

・日商簿記3級 ・・・ 40%台
・社会福祉士 ・・・ 20%台
・社会保険労務士 ・・・ 7~10%


一般的に「難易度が高い/難関」と言われるような資格になりますと、合格率は10%台・あるいは10%未満となっていきます。


資格によって指定学科の卒業が必須でしたり、受験資格が異なったりしますので、合格率だけで難易度の全てが分かるわけではないですが、1つの目安と言えるでしょう。


第一種電気工事士の場合、免状交付に実務経験が必要となることも踏まえると、中間 ~ やや難しいレベルだと思われます。合格には事前の対策が必要ですし、しっかりと準備すれば合格のチャンスが十分にあります。


筆記試験については過去の第一種電気工事士の問題を繰り返し解くこと、技能試験については事前に公表される問題の対策を、当日までにしておきましょう。試験日のスケジュール確認もお忘れなく。


また、令和4年度以降も新型コロナウイルスの影響が出る可能性が考えられますので、試験日や試験会場の変更等には注意しておくことをおすすめします!
こまめに情報をチェックし、余裕を持って試験に臨みましょう。


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