第二種電気工事士に必要な費用は5万円~10万円!安く済ませる方法も解説
電気工事士の資格・試験最終更新日:
第二種電気工事士の資格取得にかかる費用の総額は約5万円~10万円程度です。
主に独学で乗り切る場合は5万円程度、通信講座や講習会などを利用する場合は10万円程度かかることが多いです。
受験料など手続き上必須なものに加え、テキスト代や工具・材料費など、多くの費用が発生します。
しかし、第二種電気工事士は需要が高い仕事であるため、一度取得すればさまざまな就職先で何十年も役に立つ資格でもあります。
今回は、第二種電気工事士の資格取得に必要な費用について、具体的な金額など詳しく解説していきます。
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第二種電気工事士 試験にかかる費用の総額は?
第二種電気工事士の試験にかかる費用の総額は、約5万円~10万円程度です。
費用の総額は、主に「独学で挑戦するか通信講座などを利用するか」によって異なります。
学科・技能試験ともに独学の場合は5万円程度、通信講座を利用する場合は最大10万円程度になります。
まずは、第二種電気工事士の試験にかかる費用の一覧を見てみましょう。
なお、必須でかかる費用については「★」マークを付けています。
■ 第二種電気工事士の試験にかかる費用一覧
★ | 受験手数料 | 9,300円または9,600円 |
★ | 学科試験 テキスト | 約2,000円 |
学科試験 過去問題集 | 約1,500円 | |
★ | 技能試験 テキスト | 約1,300円~2,000円 |
★ | 技能試験 工具 | 約12,000円 |
★ | 技能試験 材料 | 約15,000円~45,000円 |
通信講座 | 約15,000円~65,000円 | |
講習会費 | 約15,000円~45,000円 | |
★ | 免状交付申請手数料 | 5,300円 |
★ | 顔写真 | 約600円~2,000円程度 |
★ | 住民票発行手数料 | 300円 |
免状返送用封筒 | 100円~500円 | |
★ | 試験会場への交通費 (学科) |
約1,000円~3,000円程度 (往復) |
★ | 試験会場への交通費 (技能) |
約1,000円~3,000円程度 (往復) |
宿泊費 | 約10,000円 |
では、第二種電気工事士の資格取得費用について、下記の内訳ごとに詳しく解説していきます。
第二種電気工事士の試験にかかる費用①申し込み
第二種電気工事士の試験申し込み時にかかる費用は下記のとおりです。
- ★受験手数料:9,300円または9,600円
- 顔写真代:約600円~2,000円程度
第二種電気工事士試験の受験料は申し込み方法によって異なります。
■ 第二種電気工事士 申し込み方法と受験手数料
申し込み方法 | 費用 |
---|---|
インターネット申し込み | 9,300円 |
郵送申し込み | 9,600円 |
参考:第二種電気工事士の資格取得フロー(一般財団法人 電気技術者試験センター)
申し込み方法はインターネットと郵送がありますが、基本的にはインターネット申し込みが推奨されています。
また、受験手数料も、郵送よりインターネット申し込みのほうが安いです。
なお、受験手数料の他に申し込み時に必要な費用は写真代です。
しかし、インターネット申し込みの場合は、スマートフォンで撮影したものをアップロードしたものでも問題ありません。
この写真は免状に使うものではなく、あくまで受験時の本人確認用だからです。
そのため、申し込み時の写真には特にお金をかける必要はないでしょう。
第二種電気工事士の試験にかかる費用②学科試験対策
第二種電気工事士の学科試験対策にかかる費用は下記のとおりです。
学科試験対策については、独学にするか通信講座や講習などを利用するかにより、必要な費用が異なります。
費用を比べると、通信講座や講習を利用するよりも独学のほうが安いです。
テキスト(参考書)代
第二種電気工事士の学科試験対策に役立つテキスト(参考書)の相場は約2,000円です。
テキスト(参考書)は、知識のインプット作業において必要不可欠です。
市販されている第二種電気工事士のテキスト(参考書)は、出題される分野を網羅していますので、まずはテキスト(参考書)を読んで全体像を掴み、一通りの情報に触れましょう。
実際に、人気のテキスト(参考書)を一部ご紹介します。
■ 2024年版 ぜんぶ絵で見て覚える第2種電気工事士 学科試験すい~っと合格
出典:Amazon
著者 | 藤瀧 和弘 |
出版社 | ツールボックス |
料金 | 2,090円(税込) |
■ 改訂版 この1冊で合格! 広川ともきの第2種電気工事士学科試験 テキスト&問題集
出典:Amazon
著者 | 広川 ともき |
出版社 | KADOKAWA |
料金 | 1,980円(税込) |
過去問題集代
第二種電気工事士の学科試験対策に役立つ過去問題集の相場は約1,500円です。
学科試験は、過去に出題された問題と似た問題が、毎年複数出題されるため、過去問を繰り返し解くことで合格の確率が上がります。
そのため、テキストと同様に、過去問題集も数多く発売されています。
なお「一般財団法人 電気技術者試験センター」のHPでは、過去15年分の試験問題が無料公開されているため、過去問題集は必須アイテムという訳ではありません。
しかし、公式が掲載する過去問には解説が載っていないため、各問題の解説を確認したい方にとっては、テキスト(参考書)とあわせて過去問題集も購入したほうがいいでしょう。
特に人気の過去問題集は下記のとおりです。
■ すい~っと合格赤のハンディ ぜんぶ解くべし!第2種電気工事士 学科過去問2024
出典:Amazon
著者 | 藤瀧 和弘 |
出版社 | ツールボックス |
料金 | 1,111円(税込) |
出典:Amazon
著者 | オーム社編集 |
出版社 | オーム社 |
料金 | 1,650円(税込) |
通信講座代(ユーキャンなど)
第二種電気工事士の学科試験対策に役立つ通信講座代の相場は15,000円〜60,000円程度です。
基本的に、通信講座は【学科試験対策のみ】【技能試験対策のみ】【学科試験+技能試験】の3種類があり、コースによって料金が大きく異なります。
通信講座は講師が授業形式で教えてくれるため、「独学が苦手」「理論からしっかり学びたい」などといった方に適した学習方法です。
代表的な通信講座をいくつかご紹介します。
本科コース | 料金:63,680円(税込) |
内容:学科+技能試験対策 | |
技能試験コース | 料金:39,800円(税込) |
内容:技能試験対策 |
■ 資格の学校TAC
学科試験(CBT/筆記) 対策コース |
料金:16,000円~(税込) |
内容:学科試験対策 | |
学科(CBT/筆記)+技能試験対策 | 料金:61,000円~(税込) |
内容:学科+ 技能試験対策 |
第二種電気工事士 受験講座 |
料金:31,900円(税込) |
内容:学科+技能試験対策 |
講習会費
第二種電気工事士の学科試験対策に役立つ講習会費の相場は15,000円~45,000円程度です。
講習会は【学科試験対策のみ】【技能試験対策のみ】の2種類に分かれていることが多く、技能試験対策のほうが料金が高い傾向にあります。
講習会のメリットは、「ライブで教わる緊張感」と「同じ資格取得を目指す仲間に出会えること」です。
講習会の一例をご紹介します。
学科試験(CBT/筆記)対策 | 料金:15,000円(税込) |
内容:学科試験対策/2日間 | |
技能試験対策 | 料金:43,800円(税込) |
内容:技能試験対策/2日間 |
第二種電気工事士の試験にかかる費用③技能試験対策
第二種電気工事士の技能試験対策にかかる費用は下記のとおりです。
技能試験対策では、テキスト(参考書)代に加え、【工具代】と【材料費】が発生します。
試験会場で工具の支給はありません。また、練習ではケーブルやリングスリーブといった材料も必要なため、技能試験において工具と材料は必須アイテムと言えます。
テキスト(参考書)代
第二種電気工事士の技能試験対策に役立つテキスト(参考書)代の相場は1,300円~2,000円程度です。
技能試験では、工具の使い方や正しい施工方法などが問われます。
そのため、イラストや写真付きで詳しい解説が書かれているテキスト(参考書)は、技能試験において欠かせないアイテムです。
特に未経験者の場合は、テキスト(参考書)で基礎知識を身につけましょう。
なお技能試験は、13問の候補問題が事前に公表され、その中の1問が実際の試験で出題されます。
各テキスト(参考書)は候補問題の解説を掲載しているため、テキスト(参考書)をもとにしっかりと練習すれば合格に近づくことができるでしょう。
■ 2024年版 ぜんぶ絵で見て覚える第2種電気工事士 技能試験すい~っと合格: 入門講習DVD付
出典:Amazon
著者 | 藤瀧 和弘 |
出版社 | ツールボックス |
料金 | 2,090円(税込) |
■ 2024年版 第二種電気工事士技能試験 公表問題の合格解答
出典:Amazon
著者 | オーム社編集 |
出版社 | オーム社 |
料金 | 1,320円(税込) |
工具代
第二種電気工事士の技能試験対策で使う工具の相場は約12,000円です。
まず、第二種電気工事士の技能試験で必要な工具8点と単品価格は下記のとおりです。
■ 技能試験の工具と料金
工具名 | 指定工具 | 単品価格 |
---|---|---|
ペンチ | 〇 | 2,800円 |
プラスドライバー | 〇 | 500円 |
マイナスドライバー | 〇 | 500円 |
電工ナイフ | 〇 | 1,000円 |
リングスリーブ用圧着工具 | 〇 | 2,500円 |
ウォーターポンププライヤー | 〇 | 1,000円 |
スケール | 〇 | 300円 |
VVFストリッパー | ✕ | 3,300円 |
合計金額 | 11,900円 | |
「ホーザン DK-28」工具セット | 12,400円 |
参考:第二種電気工事士の技能試験(実技)に必要な8つの工具(工事士.com)
第二種電気工事士の技能試験において最低限必要と定められている「指定工具」は7点です。
また、指定工具7点に加え、「VVFストリッパー」は作業効率が大幅に向上するため、持っておいたほうがスムーズに作業できます。
上記8点の工具を単品で購入すると、総額11,900円程度になります。
一方で、上記8点の工具はセット販売もされています。
最も人気が高いのは「ホーザン DK-28」の工具セットで、料金は12,400円です。
単品で揃えるよりも500円ほど高いですが、工具セットの場合、候補問題の解説動画付きハンドブックや工具ケースも付いてきますし、一気に揃えられるため手間を省けます。
技能試験の工具については、「第二種電気工事士の技能試験(実技)に必要な8つの工具とおすすめセット」で詳しく解説しています。
材料費
第二種電気工事士の技能試験対策で使う材料費の相場は15,000円~45,000円程度です。
本番の試験では材料が配布されますが、練習においては工具とあわせて材料も自分で用意する必要があります。
材料はケーブルやリングスリーブなど種類が多いため、【技能試験練習セット】を購入するのがいいでしょう。
技能試験練習セットには、13問の候補問題を一通り練習できる「1回セット」から多めに練習できる「3回セット」まであります。
出典:Amazon
種類 | 価格 |
---|---|
1回練習分 | 約16,000円(税込) |
2回練習分 | 約37,000円(税込) |
3回練習分 | 約44,000円(税込) |
技能試験の材料については、「第二種電気工事士の技能試験(実技)に必要な8つの工具とおすすめセット」で詳しく解説しています。
第二種電気工事士の試験にかかる費用④免状交付申請
第二種電気工事士の試験に合格したら、免状申請を行います。
免状交付の際には、「免状交付申請手数料」をはじめ、細かな費用がかかります。
- ★免除交付申請手数料:5,300円
- ★顔写真:約600円~2,000円程度
- ★住民票:約300円程度(市区町村により異なる)
- 免状返送用封筒:約100円~500円程度
免状交付申請手数料の支払い方法は、「現金のみ/収入証紙/電子収納」など都道府県によって異なりますので、申請先の都道府県の情報をご確認ください。
顔写真(1枚)は、免状に掲載するために必要です。
スピード写真であれば600円程度、写真館などで撮影する場合は2,000円程度かかります。
また、住民票の発行手数料は各市町村で異なりますので、お住まいの地域の情報をご確認ください。
コンビニエンスストアだとより安く発行できる場合もあります。
免状返送用封筒は、申請後に免状が送られてくる際に使用されます。主にコンビニエンスストアなどで購入できます。
第二種電気工事士の免状交付申請の流れなどについては、「第二種電気工事士の免状交付|試験合格~免状取得までのスムーズな手続き方法」にてご確認ください。
第二種電気工事士の試験にかかる費用⑤その他
これまでにお伝えしてきた費用の他に、第二種電気工事士の試験では下記のような費用がかかると考えられます。
- ★交通費:約1,000円~3,000円程度(往復)
- 宿泊費 :約10,000円
第二種電気工事士は、学科・技能ともに試験会場で受験するため、交通費や宿泊費が2回分必要です。
学科試験(CBT方式)の場合は具体的な会場を選択できますが、学科試験(筆記方式)と技能試験は都道府県のみの選択となります。
そのため、自宅からかなり遠くの会場に行かなくてはならない可能性もあります。
中には、宿泊が必要な方もいるかもしれません。
したがって、交通費は多めに計算しておくとよいでしょう。
第二種電気工事士の試験会場については、「第一種・第二種電気工事士の試験会場はいつわかる?確認方法と過去の試験会場一覧」で詳しく紹介しています。
第二種電気工事士の費用を安く済ませるポイントまとめ
上記でお伝えしてきたとおり、第二種電気工事士の資格を取得するには5万円〜10万円ほどかかります。
しかし、出来るならなるべく費用を抑えて合格したいものですよね。
そこで、第二種電気工事士の費用を抑えて合格するためのポイントを8つご紹介します。
申し込みはインターネットから
「第二種電気工事士の試験にかかる費用①申し込み」でお伝えしたとおり、申し込みは郵送よりもインターネットのほうが300円安くなります。
またインターネット申し込みの場合は、顔写真もスマホで撮影したもので済みますし、郵送代も節約できます。
したがって、申し込みはインターネットで行うのがいいでしょう。
学科試験はCBT方式のほうが交通費節約のチャンス
学科試験は「CBT方式」と「筆記方式」を選択できますが、交通費を抑えたい場合は「CBT方式」がおすすめです。
CBT方式は試験会場のパソコンで解答するもので、筆記方式は従来どおり試験会場に集まりマークシート式で解答するものです。
CBT方式は全国200ヶ所以上の会場から自由に選択できますが、筆記方式は都道府県の選択までしかできません。
また、筆記方式は大学などの大きな会場で一斉に試験を行うため、自宅から遠い場所になることも珍しくありません。
したがって、CBT方式のほうが、自宅に近い会場を選択できる可能性があるため、交通費を抑えやすいです。
独学で挑戦する
第二種電気工事士の出費を安く済ませたい方は、独学で挑むことが一番でしょう。
「通信講座代」や「講習会費」を利用すると、効率良く勉強ができる反面、どうしても高額な費用がかかってしまいます。
一方で、独学で乗り切る場合、総額費用は5万円程度に抑えられます。
第二種電気工事士を独学で挑戦したい方は、「独学で第二種電気工事士にチャレンジ!勉強法から体験談まで」もあわせてご覧ください。
学科試験は過去問題集を使わずに対策する
学科試験は、過去問題集を購入せずに勉強することも可能です。
運営元である「一般財団法人 電気技術者試験センター」のHPにて15年分の過去問が無料公開されているからです。
実際に、筆者も過去問題集を使わずに勉強して、学科試験に合格できました。
なお、公開されている過去問には解説が掲載されていません。
しかし、分からなかった部分はテキスト(参考書)で調べることにより、ただ解説を読むよりも、より知識として身につきやすくなります!
動画や資格勉強サイトなど無料ツールを活用する
動画配信サイトや資格勉強のサイトなど、無料ツールを活用することも、第二種電気工事士の費用を安く済ませるために有効な方法です。
特にYouTubeでは、無料にも関わらず講習会に参加したような内容を学べたり、受験者の実体験を知ることができたりします。
また、無料の資格勉強サイトとしては『工事士.com』の「過去問クイズ」がおすすめです。
「過去問クイズ」は15年分の過去問がクイズ形式で出題されます。
スマホでも操作できるため、通勤時間や休憩時間などで行う試験対策するツールとして効果的です。
技能試験は工具セットを購入する
技能試験で必要な工具は、単品で買い揃えるよりもセットを購入したほうがお得です。
「工具代」で解説したとおり、価格だけで比べると、セットよりも単品購入のほうが安いです。
しかし、工具セットの場合、候補問題の解説動画付きハンドブックや工具ケースが付いてきたり、買い揃える手間が省けたりすることから、総合的に考えるとセット購入のほうがお得と言えるでしょう。
技能試験の材料は「1回練習分」でも対策できる
技能試験の練習で使う材料は「1回練習分」でも対策することができます。
電線やリングスリーブなどが揃った「練習セット」は「1回練習分」「2回練習分」「3回練習分」があります。
基本的に、練習セット1回分は、13問の候補問題を1周するのに使う量を想定しています。
技能試験合格のためには出来るだけ多く練習したいものですが、「材料費」にてご紹介したとおり、3回練習分は4万円以上かかってしまいます。
しかし、一度使った電線を再利用したり、足りなくなった材料のみホームセンターで買い足したりすることで、1回分の練習セットの購入でも候補問題を1周以上練習することができます。
資格取得支援のある企業に転職する
第二種電気工事士の費用を安く済ませる方法として、資格取得支援のある企業に転職するのも1つの手段です。
資格取得支援のある企業に転職すると、資格取得のためにかかった費用を負担してもらえるからです。
電気工事会社の多くは、電気工事士の資格取得を推奨するために、資格取得支援を行っています。
そのため、まずは電気工事会社への転職活動を優先し、入社後に資格取得に挑戦するのもいいでしょう。
無駄な費用をかけないためには一発合格が重要!ポイントまとめ
第二種電気工事士の資格取得にかかる費用は決して安くはないため、挑戦するなら一発合格を目指したいところですよね。
そこで、第二種電気工事士試験に一発合格するためのおすすめ勉強法をご紹介します。
- 学科の勉強の順番は配点が高いところから
- 過去問を繰り返し解く
- 技能は複線図の描き方から覚える
第二種電気工事士の学科試験では、暗記問題が多く出題されます。
そのため、まずは暗記部分を確実に覚えることが重要です。
特に、材料・工具の名称や使い方と配線図の分野は問題数が多く配点が高いため、重点的に取り組むといいでしょう。
また、学科試験は過去問に類似した問題が毎年多く出題されるため、テキスト(参考書)を一通り読んだら、過去問をなるべく多く解くことが効果的です。
そして、技能試験のポイントは「複線図」です。複線図を理解し、候補問題の複線図を描けるように練習しておきましょう。
第二種電気工事士の勉強方法については、「合格率でわかる!第二種電気工事士の難易度と必要な勉強時間」で詳しく紹介しています。
よくある質問
この記事を読んだ方が気になる疑問をまとめました。
技能試験のみの受験料は?
学科試験は免除で「技能試験のみ受験する」という方も、通常と同じ受験料がかかります。
したがって、インターネット申し込みは9,300円、郵送申し込みは9,600円です。
技能試験のみの受験だからといって、割引などは行われませんのでご注意ください。
第二種電気工事士の免除申請の流れについては「第二種電気工事士の学科試験(筆記/CBT)免除申請の方法は?」をご確認ください。
技能試験の工具選びのポイントは?
第二種電気工事士の技能試験では、指定工具の7つとVVFストリッパーの計8点が必要です。
各工具の選び方のポイントは、技能試験で使われる材料のサイズに適しているかどうかです。
なお、「電気工事士技能試験 工具セット」は、いずれも技能試験に適した工具が入っているため、簡単に揃えることができます。
各工具の選び方については、「第二種電気工事士の技能試験(実技)に必要な8つの工具とおすすめセット」をご確認ください。
指定工具以外で、あると便利な工具も解説しています。
まとめ
今回は、第二種電気工事士に必要な費用や、安く済ませる方法などについてご紹介しました。
- 第二種電気工事士の資格取得にかかる費用の総額は約5万円~10万円程度
- 資格取得の費用を安く抑えるポイントは、「独学で勉強する」「過去問題集を使わずに対策する」「動画や資格勉強サイトなどの無料ツールを活用する」など
- 第二種電気工事士に一発合格するコツは、「暗記問題の配点が高い分野を重点的に勉強する」「過去問を繰り返し解く」など
第二種電気工事士の資格取得にかかる費用は、決して安いものではありません。
しかし、電気工事士は国家資格であり、将来性が高い職業でもあります。
そのため、一度資格を取得すれば何十年も安定して働くことができる資格です。
そして、資格取得費用を抑える最善策は、何と言っても「一発合格」です。
ぜひ、皆さんもしっかり対策を行って、第二種電気工事士の資格取得を目指しましょう!
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執筆者・監修者
工事士.com 編集部
株式会社H&Companyが運営する電気工事業界専門の転職サイト「工事士.com」の編集部です。
◆工事士.comについて
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※調査元:ゼネラルリサーチ
「ITとアイデアと情熱で日本の生活インフラを守る」をミッションに掲げ、建設業界で働く方々を支援するサービスを提供しています。
◆運営会社ホームページ
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└ 施工管理求人.com(建設業界求人に特化した転職エージェント)
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└ 建設専門紙「建通新聞」 / jobdaマガジン / メタバース総研 / TOKYO MX「ええじゃないか」 等
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