相電圧とは、三相交流における各相と大地間の電圧のこと。
三相変圧器においては、巻線そのものに誘起する電圧であり、相電圧は、大地との電位を示します。

相電圧に対して、線間電圧は、導体間の電圧を示しており、スター結線とデルタ結線で表れる電圧に違いがあります。


スター結線（Ｙ-Ｙ結線）では
「線間電圧=√3×相電圧」「線間電流=相電流」となる。

デルタ結線（⊿-⊿結線）では
「線間電圧=相電圧」「線間電流=√3×相電流」となる。