▼用語詳細(電気工事用語集)
高圧
(コウアツ)

最終更新日:


高圧とは、電気設備技術基準で規定された電圧区分の一つです。直流では750V~7,000V以下、交流では600V~7,000V以下の範囲を指します。



この基準に基づき、電圧は以下のように区分されます。




  • 低圧: 高圧未満

  • 高圧: 直流750V~7,000V以下 / 交流600V~7,000V以下

  • 特別高圧: 高圧を超える範囲



電圧が高くなるほど安全基準が厳格化されます。高圧設備は主に自家用電気工作物や事業用電気工作物に分類され、電気主任技術者による維持管理と工事監督が義務付けられます。



電力会社から高圧電力を受電する場合、通常の供給電圧は3.3kVまたは6.6kVです。交流600Vを超えるため、受電設備は自家用電気工作物と見なされ、専門的な保安管理が必要です。

▶ 無料で電気工事士求人をさがす