▼用語詳細(電気工事用語集)
カクテル照明
(カクテルショウメイ)
カクテル照明は混光照明とも呼ばれる事もある照明手法です。例えば、赤と青のセロハンを重ねたら紫色になるように、2種類以上の光源を混ぜ合わせ、光色を変える事と、もう一つ光源の演色性も利用してそれぞれの特性を活かしたものです。

混ぜ合わせる光の利点を活かすと共に、欠点を補い単体照明では出来ない大きな力を持つ、新しい光源を生み出す事が出来る訳です。

実例としてはメタルハライドと高圧ナトリウムランプの組み合わせが多く、体育館等で利用されています。ただ、今現在形の照明設計はLED光源が主流となっており、カクテル照明自体はあまり使われる事が無くなってきています。