▼用語詳細(電気工事用語集)
嫌虫灯
(ケンチュウトウ)
嫌虫灯とは、虫の集まりやすい光の波長をカットした電球を使用した照明のこと。
低誘虫照明、低誘虫ランプとも呼ばれます。

主に、虫の侵入を抑制したい場所の照明器具として用いられます。
例えば、食品工事用・荷捌き場・果樹園など。
虫の飛来を嫌う果樹園では、純黄色の単色ランプを用いるのが効果的です。

嫌虫灯を用いる場所として、周囲に全く照明の無い場所で使用しても効果がないので、覚えておくこと。
付近に「虫を誘うための照明」を設ければ、夢中を誘導し係留することで、虫の飛来数の低減が図れます。

虫を誘うための照明は、誘虫ランプ(係留灯)と呼ばれ、水銀灯やメタルハライドランプなどの紫外線を大量に放出するランプが該当する。

最近導入されているLED照明も低誘虫ランプの1つとして分類されているが、専用のイエローランプの性能には劣っているので、使う場所やどれくらい虫の飛来を抑えたいかによって使い分けると良い。

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