【消防設備士乙種6類】実技試験の概要は?合格に向けた対策や部分点まで解説!

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消防設備士乙種6類の試験は、「筆記試験」と「実技試験」があります。

「実技試験」と聞くと実際に作業しなくてはいけないのかと不安に感じる方も多いかもしれませんが、本試験の「実技試験」は記述式のペーパーテストです。

消防設備士の中でも乙種6類は消火器に関する資格のため、需要もあり、活躍の場がとても多いと言えます。

しかし、消防設備士乙種6類の試験は合格するのがなかなか難しい試験としても有名です。

その中でも、実技試験は記述式のため、どんな問題が出て、どのように勉強すればいいのか悩んでしまいますよね。

本記事では、消防設備士乙種6類の実技試験について詳しく解説します。


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消防設備士乙種6類 実技(鑑別)試験の概要

乙種6類の実技試験とは具体的にどのような内容になっているのか下記の順番で詳しく説明していきたいと思います。

消防設備士乙種6類 実技(鑑別)試験の概要


実技試験とは?

そもそも消防設備士乙種6類の実技試験は、実際に消火器を使って作業をするような技能試験ではなく、筆記試験と同様のペーパーテストです。

筆記試験と同時に行われるため、試験本番では筆記試験の問題と実技試験の問題が一緒に配られます。

試験時間は1時間45分で、その時間内に筆記試験と実技試験の両方を解答しなければなりません。

したがって、消防設備士乙種6類の実技試験は「筆記試験の延長」と考えてよいでしょう。

ちなみに、筆記試験であるにも関わらず、なぜ「実技試験」と呼ばれているのでしょうか。

それは、消火器の操作方法や作業手順など、より実際の業務に近い場面を想定した問題が出題されるからです。



出題形式

消防設備士乙種6類の実技試験は、記述式のペーパーテストです。

通常の筆記試験は四肢択一式の4択問題ですが、実技試験は記述式となるため、解答を自分で考えなければなりません。

問題内容

消防設備士乙種6類の実技試験では、写真やイラストを基に、消火器の名称や操作方法・作業手順についての問題や、消火器についての基準、消火器についている設備などについての問題が出題されます。

例えば、下記のような問題です。

消火器の問題

※出典:消防設備士乙6の実技試験に出た過去問を徹底解説! | 青木マーケ株式会社


■問題

下の写真および表示は、消火器およびその消火器の記載表示の一部である。A~Cの記載事項およびDに当てはまる語句を答えなさい。



上記の問題は、消火器の写真を見て記載表示を解答する問題です。このように、消防設備士乙種6類の実技試験では、消火器に関する深い知識が必要となります。

なお、消防設備士乙種6類の実技試験は、写真を見ながら解答する問題であることから「鑑別試験」という名称もあります。



問題数と配点・合格基準

消防設備士乙種6類の実技試験の問題数・配点・合格基準は下記のとおりです。

■ 消防設備士乙種6類 問題数・配点・合格基準

問題数 全5問
配点 各20点
合格基準 60%以上

※参考:消防設備士試験 受験案内 (一般財団法人 消防試験研究センター)

実技試験は問題数が5問と少ないため、筆記試験に比べ1問あたりの比重がとても高いのが特徴です。

合格基準が「実技試験において60%以上の成績を修めた物を合格とする」となっているため、目安として5問中3問正解すれば合格となります。



採点方法

消防設備士乙種6類の実技試験は記述式になるため、採点方法は減点方式です。

詳しい採点方法については公表されていませんが、実際に実技試験に合格した方の点数を見ると、「63点」「71点」など端数の方が見受けられるため、「漢字ミス」など細かな減点まで行われていると言われています。

なお、消防設備士乙種6類の採点方法には、注意すべきことがあります。

それは、【筆記試験の点数が合格基準に達していないと実技試験を採点してもらえない】ということです。

これは消防法施行規則の規定により定められており、たとえ実技試験が100点でも筆記試験が合格基準に達していなければ不合格になります。

つまり、「筆記試験は捨てて実技試験で点数を稼ごう!」などというやり方はできません。

消防設備士乙種6類合格のためには、まず筆記試験が合格基準に到達するようにしましょう。

合格率と難易度

消防設備士乙種6類の実技試験における過去5年間の合格率は下記のとおりです。

年度 受験者数 合格者数 合格率
令和5年度 25,136人 9,567人 38,1%
令和4年度 25,023人 9,712人 38,8%
令和3年度 25,634人 10,240人 39,9%
令和2年度 24,626人 8,944人 36,3%
令和1年度 21,333人 8,176人 38,3%

※参考:試験実施状況(一般財団法人 消防試験研究センター)

過去5年間の合格率を計算すると、消防設備士乙種6類の平均合格率は38,3%になります。

毎年2万人以上の受験者がいる中で、合格率が40%に届かないということで、消防設備士乙種6類の試験はやや難しめの難易度と言えるでしょう。

受験資格

消防設備士乙種6類の受験資格はありません。

消防設備士【乙種】の場合、学歴や年齢、実務経験を問わず誰でも受験することができます。

なお、消防設備士乙種6類は、特定の資格や実務経験があると一部科目が免除になる場合があります。


科目免除については細かく定められていますので、詳しくは消防試験研究センターHPの「一部免除」にてご確認ください。

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消防設備士乙種6類 実技(鑑別)試験に合格するには?勉強法のポイント7つを解説!

「消防設備士乙種6類 実技(鑑別)試験の概要」では消防設備士乙種6類実技試験の基本情報をご紹介しましたが、実際に合格するにはどうしたらよいのでしょうか。

消防設備士乙種6類実技試験の勉強法のポイントを7つご紹介します。

実技試験 勉強のポイント


余裕を持った勉強スケジュールを立てる

1つ目のポイントは、余裕を持った勉強スケジュールを立てることです。

実際に試験に合格した方から合格までにかかった期間を調査したところ、平均2〜3ヶ月程度という方が多いようでした。

通常働きながら勉強するのであれば、平均1日1〜2時間ほどの勉強時間を確保するのが精一杯でしょう。

その上で例えば2か月勉強したとすれば、単純計算で、【1日1時間×30日×2ヶ月=60時間】となります。

しかし、普段の仕事や予期せぬ予定などで、思うように勉強時間が取れない場合もあると思います。

試験直前になって時間が取れず慌ててしまわないよう、試験勉強を始める前に試験日から逆算して計画的なスケジュールを立てましょう。

名称は漢字まで正確に覚える

2つ目のポイントは、名称は漢字まで正確に覚えることです。

消防設備士乙種6類の試験には、消火器に関する難しい漢字が多数出てきます。

実技試験は記述式かつ減点方式で採点されるため、難しい漢字を読めるだけでなく、書けるようにすることが大切です。

消火器は名称だけでなく特性も覚える

3つ目のポイントは、消火器の名称だけでなく特性まで覚えておくことです。

消防設備士乙種6類の試験では、消火器に関する深い知識が必要になります。

そのため、消火器の名称の他に、特性や操作方法を問われる問題も出題されます。

消火器の種類ごとにそれぞれ違った特性や使用用途があるので、名称とセットで覚えるといいでしょう。

消火器の使い方は動画で勉強する

4つ目のポイントは、消火器の使い方は動画で勉強することです。

消防設備士乙種6類の実技試験では、消火器の作業手順を問われる問題も出題されます。

消火器の実務経験がない場合、インターネットやテキストで調べても、写真やイラストを使った説明だけではイメージしにくいでしょう。

そういった方は、YouTubeなどの動画サイトで 消火器の操作方法を勉強するのがおすすめです。

「百聞は一見に如かず」と言いますが、目で見て耳で聞きながら勉強することで、全体の流れをイメージしながらスムーズに覚えられるでしょう。

インプットとアウトプットを意識する

5つ目はインプットとアウトプットを意識することです。

消防設備士乙種6類の実技試験は記述式のため、問題の解答を自分で実際に書くことができないと合格できません。

消火器に関する知識をインプットする(覚える)だけでなくアウトプットできる(書く)ように意識しながら勉強するとよいでしょう。

過去問を繰り返し解く

6つ目のポイントは、過去問を繰り返し解くことです。

消防設備士乙種6類の試験に限らず、資格の勉強において過去問を解くことはとても効果的な勉強方法です。

実際に試験で出された問題を解くことで、傾向や答え方が効率よく身に付きます。

また、消防設備士乙種6類の実技試験は記述式なので、記述式での解答の仕方を覚えるためにも過去問で慣れておきましょう。

実際の試験時間で問題を解いてみる

7つ目のポイントは、実際の試験時間で問題を解いてみることです。

消防設備士乙種6類の試験は、筆記試験と実技試験が同時に配られます。

そのため、制限時間内で筆記と実技の両方に解答できる時間配分に慣れておくことが大切です。

筆記試験はマークシート問題ですし、実技試験は記述式になるので解答を書いておくだけで点数に繋がることもあります。

できる限り解答を白紙で提出することのないようにしましょう。

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消防設備士乙種6類 実技(鑑別)試験対策として気をつけるべきことは?

消防設備士乙種6類の実技試験の対策として気をつけるべき注意点を、実際に試験を受験した方の意見を交えながら2つ解説していきます。

実技試験対策として気をつけるべきこと


勉強での注意点

消防設備士乙種6類の実技試験の勉強について、実際に受験した方の意見から見受けられた注意点は以下の通りです。

■勉強での注意点

  • ガス加圧式粉末消火器・破蓋式化学泡消火器は、出やすいので勉強しておくと良い。消火器の点検も法改正があったので、点検期間なども覚えておくと便利。
  • 法令、設置基準、消火器の点検方法などを理解していると合格を狙いやすい。
  • 建物の面積に対して消火器の必要本数を答える問題などもあるので、 計算方法もしっかり頭に入れておかないといけない。
  • 紛らわしいひっかけ問題もあるので、細かく正確に覚えることが大切。

特に「覚えた気になっていたが、思ったより細かい内容まで問題に出た」という声が多くありました。

実技試験は記述式になるため、細かいところまで正確に覚えるようにしましょう。

試験本番での注意点

試験本番について、実際に試験を受験した方の意見から見受けられた注意点は以下の通りです。

■試験本番での注意点

  • 実技試験の写真はカラーだがあまり見やすくないので、注意して確認する必要がある。
  • 実技試験を解いたあとに筆記試験の問題文を見返していると、実技試験の解答が間違っていたことに気づくこともある。筆記試験の中に、実技試験のヒントが隠れている場合もあるので、試験時間はたっぷり使った方が良い。
  • 試験時間が限られているので、悩んだりした問題は後回しにして、とにかく全問解答するのが大事。
  • 細かい採点方法は公表されていないので、自己採点は出来ません。また試験問題は持ち帰ってくることが出来ないので、試験が終わってから結果発表までは毎日がドキドキ。

試験当日は緊張する方も多いと思います。

しっかりと準備して、落ち着いて試験に挑むようにしましょう。

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消防設備士乙種6類 実技(鑑別)試験 勉強時間の目安は?

試験に向けて実際に勉強を始めようと思った時に、具体的な勉強時間はどのくらいになるのか気になりますよね。

個人差はありますが、一般的に合格までに必要な勉強時間は60時間と言われています。

そこで、勉強スタイルを下記のように3タイプに分け、それぞれどのくらいのペースで勉強すれば60時間に達するかの目安をご紹介していきます。

実技(鑑別)試験 勉強時間の目安


毎日コツコツ勉強したいタイプ

1日の勉強時間 1時間
勉強する日 毎日
必要な期間 1時間×60日
=60時間(計:2ヶ月)


毎日コツコツ勉強したいタイプの場合、1日1時間勉強すれば2か月で必要な勉強時間60時間になります。

出勤前に朝早く起きたり、帰宅後仕事に疲れていても「1時間だけ頑張ろう!」とできる方は、このくらいの勉強時間を目安にしましょう。

土日に集中して勉強したいタイプ

1日の勉強時間 4時間
勉強する日 休日(週2日)
必要な期間 4時間×16日
=64時間(計:2ヶ月)


土日に集中して勉強したいタイプの場合、休日の2日間で4時間ずつ勉強すると2ヶ月で必要な勉強時間に達することができます。

仕事が忙しくて、平日は無理だけど休みに集中して勉強したいという方は、このくらいの勉強時間を目安にしましょう。

週1の休みはゆっくりしたいタイプ

1日の勉強時間 1.5時間
勉強する日 休日以外の日(週6日)
必要な期間 1.5時間×42日
=63時間(計:7週間)


週1の休みはゆっくりしたいというタイプの場合、休日以外の週6日間で1日あたり1.5時間勉強すると7週間(約2ヶ月弱)で必要な勉強時間に達します。

1週間に休みが1日しかなく、その休みだけはゆっくりしていたい、という方は、このくらいの勉強時間を目安にしましょう。

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消防設備士乙種6類 実技(鑑別)試験 おすすめの学習ツール紹介

ここでは、消防設備士乙種6類の実技試験に向けて勉強する際に、おすすめの学習ツールを3つ紹介します。

実技(鑑別)試験おすすめの学習ツール


参考書(テキスト)

・『消防設備士第6類 令和6年版』(公論出版)

消防設備士第6類 令和6年版テキスト

※出典: Amazon

消防試験研究センターから過去問情報の提供を受けている参考書です。

過去に出題された問題の分野についても詳しく解説されているので、より実践的な学習ができます。

・『わかりやすい!第6類消防設備士試験 (国家・資格シリーズ 186)』(工藤政孝編著)

わかりやすい!第6類消防設備士試験テキスト

※出典: Amazon

こちらの参考書は、文章だけでなく、イラストや図を用いて視覚的に分かりやすく解説されています。

文章ばかりだと勉強できないという方におすすめです。

アプリ

「消防設備士乙6類2023年試験対策アプリ」

消防設備士乙6類2023年試験対策アプリアイコン

※出典:App Store

分野別に学習ができると人気のアプリです。

iOS版だけでなく、Android版やGoogle Play版もあるのでスキマ時間での勉強におすすめです。

動画

うたちゃん(YouTube)

※出典:YouTube

こちらのYouTubeチャンネルでは、消防設備士乙種6類の試験について動画で詳しく解説しています。

プレイリストになっており、実技試験だけでなく筆記試験について解説している動画もあるので気になる方は是非ご覧になってみてください。

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消防設備士乙種6類 実技(鑑別)試験 過去問を紹介!

試験のイメージを掴めるよう、消防設備士乙種6類の実技試験の例題を見てみましょう。

消防設備士例題写真

■問題

上記の消火器の矢印の部分について次の問いに答えなさい。

(1)名称を答えなさい。

(2)この機器を取り付けなければならない消火器を答えなさい。

(3)この機器を取り付けなくともよい消火器を答えなさい。⇒ 蓄圧式である◯◯消火器


こちらの問題の答えは、(1)指示圧力計(2)蓄圧式消火器(3)二酸化炭素 です。

このように、消防設備士乙種6類の実技試験は、写真やイラストを見ながら消火器の名称や設備、特徴や作業手順に関する問題が多く出題されます。

漢字まで正確に覚え、確実に記述できるようにしておきましょう。

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2024年度 消防設備士乙種6類の試験スケジュール

消防設備士乙種6類の試験は全国各地で実施されますが、その地域ごとに試験の日程が異なります。

例として、令和6年に東京都で実施される消防設備士乙種6類の試験日程は下記の通りです。

■ 消防設備士乙種6類 試験スケジュール

申込受付期間 ①2/22(木)~3/4(月)
②4/18(木)~4/30(火)
③6/13(木)~6/24(月)
④7/18(木)~7/29(月)
⑤8/29(木)~9/9(月)
試験日 ①4/13(土)
②6/9(日)
③8/4(日)
④9/12(木)
⑤10/19(土)
合格発表日 ①5/16(木)
②7/8(月)
③9/4(水)
④10/16(水)
⑤11/19(火)

※参考:試験情報検索(一般財団法人 消防試験研究センター)

地域ごとによって試験日や合格発表予定日も異なりますので、自分の地域の試験日程を知りたい方は「試験情報検索」から検索してください。

消防設備士の申し込みについては「消防設備士の申し込み方法を画像付きで解説!期限や注意事項も紹介」にて詳しく解説しています。

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消防設備士乙種6類の資格を取得したら求人を探そう!

消防設備士乙種6類の試験に合格すれば、消防設備士として活躍することができます。

消火器は私たちの生活で身近な消防設備の1つであるため、消防設備士乙種6類の資格は需要の高い資格となっています。

そのため、消防設備士乙種6類の資格取得者を求めている企業も沢山あり、会社によっては資格手当が付く企業もあります。

電気工事士の求人サイト『工事士.com』では、消防設備士の求人も多く掲載しています。

消防設備士乙種6類の資格を持っていることで、今の会社よりも好条件の企業に転職できる可能性も高まりますので、まずは求人を見てみましょう。

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よくある質問

ここでは、消防設備士乙種6類の実技試験についてよくある質問に答えていきます。

実技試験は何問ですか?

実技試験は全5問です。

5問のうち、3問以上(60%以上)正解できれば合格基準に達します。

詳しくは本記事内の「問題数と配点・合格基準」にて解説していますのでご覧ください。

消火器の名称はひらがなで解答したら減点されますか?

実技試験では、正確な漢字で解答できない場合は減点対象となります。

しかし、異なった漢字を無理に当てはめて書くと、不正解とみなされる可能性もあるので、漢字が分からない時はひらがなで記述したほうが良いでしょう。

実技試験は部分点をもらえますか?

実技試験は記述式のため、部分点などもあるようです。

消防設備士乙種6類実技試験の採点基準は一般公開されていないため、部分点や減点方法などの詳細は分かりません。

したがって、部分点を狙っていくよりも正確な答えを記入できるよう準備をしっかりして試験に挑むことが大切です。

実技試験は難しいですか?

実技試験の難易度は、やや難しい部類に入ります。

決して一夜漬けで合格できるような試験ではないでしょう。

実技試験の難易度や合格率については本記事内の「合格率と難易度」にて詳しく説明しているので、ご覧ください。

実務試験の勉強時間はどれくらいですか?

実技試験の勉強時間の目安は60〜90時間ほどだと言われています。

合格までの勉強時間の目安を知りたい方は本記事内の「消防設備士乙種6類 実技(鑑別)試験 勉強時間の目安は?」にて詳しく説明しているので、ご覧ください。

筆記試験の対策は?

消防設備士乙種6類の筆記試験の対策は、出題される下記3つの科目ごとに異なります。

■ 消防設備士乙種6類 筆記試験の対策

科目 対策ポイント
消防関係法令 用語とその意味を正しく覚える
基礎的知識 数式を覚える
構造・機能・及び工事・整備の方法 どの消火器にどんな作用があるのかを理解する


3科目のうち、特に「構造・機能・及び工事・整備の方法」に関する問題が多く出題されます。

それぞれの科目の特徴を理解し、勉強していきましょう。

消防設備士乙種6類学科試験の対策については「消防設備士乙種6類|1日1Hの勉強時間で合格狙える?勉強法の紹介アリ」にて詳しく解説しています。



消防設備士乙種6類を取得するメリットは?

消防設備士乙種6類を取得するメリットは主に下記のとおりです。

■ 消防設備士乙種6類の資格取得メリット

  • 活躍の場が広く、需要がある
  • 就職時・転職時に有利
  • 給料・手当アップに繋がる

6類は消防設備の中でも特に需要が高い「消火器」を扱える資格のため、消防設備士の資格の中でも特に活躍の場が多いです。

また、「資格手当」のある企業であれば、給料アップにもつながるでしょう。

消防設備士乙種6類の資格取得のメリットについては「消防設備士乙種6類は仕事に役立つ?取得メリットや難易度を解説」にて詳しく解説しています。

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まとめ

今回は、消防設備士乙種6類の実技試験の内容や、勉強方法などを紹介しました。

この記事のまとめ
  • 消防設備士乙種6類の実技試験は記述式のペーパーテスト
  • 消防設備士乙種6類の実技試験は、主に写真やイラストを見ながら消火器の名称や操作方法について解答する問題が出題される
  • 実技試験は記述式なので、正確な漢字を書くことが求められる
  • 実技試験の勉強法は、過去問を繰り返し解いたり実際の試験時間で解く練習をしたりすることが重要


消防設備士乙種6類は消火器に関する資格のため、とても需要があります。

一方で、受験資格がないため、誰でも合格を狙える資格です。

資格を持っているだけで、転職で有利になる機会も増えるため、積極的に挑戦してみましょう!

また、消防設備士乙種6類の合格発表後は転職や就職を考える方が集中します。

そのため、一足早く試験勉強中に気になる企業を見つけてみてはいかがでしょうか。

魅力的な企業があればそこに入りたいという気持ちが試験勉強のモチベーション維持にも繋がります。

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