電気工事士2種試験の《暗記表》活用方法と効率よく覚えるコツ

電気工事士の資格・試験

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第二種電気工事士の試験勉強には、暗記表を用いると効率的です。 試験問題の約75%が暗記で対応できる問題 であり、配線図記号や工具の識別など、写真や図で覚えやすい項目を得点源とすることができます。

この記事では、第二種電気工事士試験の暗記表を、9つのカテゴリーごとに詳しく解説します。

また、実際の試験や現場で役立つ暗記のコツ、試験で確実に得点するためのポイントも紹介していきますので、ぜひご覧ください。

第二種電気工事士の試験で出題される問題

第二種電気工事士の筆記試験は、全体の約75%が暗記で対応できる問題です。

試験全体は50問あり、1問2点の100点満点で、合格ラインは60点以上となります。


筆記試験の出題内容と問題数の傾向は以下の通りです。

問題 主な種類 問題数
(1)電気に関する基礎理論 計算 約5問
(2)配電理論および配線設計 計算 約5~6問
(3)電気機器・配線器具並びに電気工事用の材料及び工具 覚える 約7問
(4)電気工事の施工方法 覚える 約5~6問
(5)一般用電気工作物の検査方法 覚える 約4問
(6)配線図 覚える 約20問
(7)一般用電気工作物の保安に関する法令 覚える 約3問

参考:電気技術者試験センター

暗記で対応できる出題分野と問題数は、以下のとおりです。

■暗記で対応できる問題

  • 電気機器・配線器具・工具:約7問
  • 電気工事の施工方法:約5~6問
  • 一般用電気工作物の検査方法:約4問
  • 配線図:約20問
  • 一般用電気工作物の保安に関する法令:約3問

以上の問題は全て暗記で対応可能な分野であり、配点でいえば約75点以上を占めています。

一方、計算力が必要な問題は、以下の2分野のみです。

■計算力が必要な問題

  • 電気に関する基礎理論:約5問
  • 配電理論および配線設計:約5~6問

つまり、 暗記で対応できる問題を確実に得点することで、計算問題が苦手な方でも十分に合格ラインに到達できる 設計となっています。

そのため、効率的に合格を目指すなら、まずは暗記で対応できる問題から学習を始め、その後で計算問題に取り組む勉強方法がおすすめです。


第二種電気工事士の試験対策用【暗記表】

第二種電気工事士の試験対策に効果的な暗記表を、9つのカテゴリーに分けて詳しく解説します。

それぞれの要点を見ていきましょう。

1.電気理論・計算式

電気工事士試験における電気理論・計算式では、基本公式を確実に覚えることが得点につながります。

特に以下の4つの公式は必須の暗記項目です。

必須暗記の基本公式
  • オームの法則:V(電圧)= I(電流)× R(抵抗)
  • 電力計算:P(電力)= V(電圧)× I(電流)
  • 合成抵抗(直列):R = R1 + R2 + R3
  • 合成抵抗(並列):1/R = 1/R1 + 1/R2

以上の公式の暗記が重要な理由は、計算問題の大半が公式を応用して解けるからです。 特にオームの法則は電気理論の基礎となり、多くの問題に関連します

また、公式を効率よく覚えることも試験勉強では大切です。

  • 公式の意味を理解してから暗記する
  • 過去問で出題頻度の高い数値パターンを覚える
  • √3は1.73、√2は1.41と覚える

基本公式と数値パターンを確実に覚えることで、計算問題でも着実に得点できるでしょう。

特に過去問では同じような数値パターンが繰り返し出題されるため、出題パターンを暗記することも重要なポイントとなります。

ただし、計算が必要な問題は10問程度に限られるため、難しいと感じる場合は電気理論・計算式以外の暗記を先に取り組みましょう。

2.配線図記号(器具・材料)

配線図記号は第二種電気工事士試験で約20問出題され、重要な得点源となります。

特に器具・材料に関する図記号は、基本的なものから確実に覚えていきましょう。

必須暗記の基本的な配線図記号
  • 照明器具関連(白熱灯、蛍光灯、LED照明、シーリング)
  • スイッチ関連(単極スイッチ、3路スイッチ、4路スイッチ、押しボタンスイッチ)
  • コンセント関連 (一般用コンセント、接地極付コンセント、防水コンセント、抜け止めコンセント)

なお、基本的な配線図記号は技能試験でも必要となる重要な知識です。

以上の配線図記号を効率的に覚えるコツは、以下の3点です。

  • 実物の形状と配線図記号を関連付けて覚える
  • よく使用される組み合わせでグループ化して覚える
  • 過去問で頻出の配線図記号から優先的に覚える

コツがつかめれば、配線図記号の暗記がより効率的になり、実際の試験でも素早く正確な判別ができるでしょう。

また、試験では配線図記号を組み合わせた回路図の問題も多く出題されます。配線図記号の組み合わせにも慣れておくことで、確実に得点できる分野となります。

電気配線図記号については「電気工事の配線図記号一覧!覚え方や第二種電気工事士の試験で出やすい記号まとめ」で詳しく解説しています。


3.配線図記号(測定器)

配線図記号の中でも測定器に関する記号は、試験で頻出する重要な暗記項目です。

試験問題の中で単体で問われるだけでなく、回路図の中でも使用されるため、確実に理解していなければなりません。

必須暗記の測定器記号
  • 基本測定器:電流計(A)・電圧計(V)・電力計(W)・力率計(cosφ)
  • 抵抗測定関連:絶縁抵抗計(メグオームテスター) ・接地抵抗計 ・導通試験器
  • その他の測定器:回路計(テスター) ・検電器 ・クランプメーター

測定器は電気工事の現場で頻繁に使用する重要な機器であり、用途や特徴を理解することで暗記もスムーズに行えます。

測定器の記号を覚えるためのポイントは、次の3つです。

  • 測定器の頭文字と記号を関連付けて覚える(A→電流計、V→電圧計など)
  • 用途別にグループ化して覚える
  • 実際の測定器の形状をイメージしながら記号を覚える

特に測定器の形状をイメージする際は、実際の機器の写真を合わせて覚えると記憶の定着が早いです。試験では、測定器の選択や使用方法に関する問題も出題されるため、記号と合わせて基本的な使用方法も押さえておきましょう。

電気配線図記号については「電気工事の配線図記号一覧!覚え方や第二種電気工事士の試験で出やすい記号まとめ」で詳しく解説しています。


4.写真鑑別(器具・材料)

写真鑑別問題における器具・材料の識別は、第二種電気工事士試験の中でも重要な得点源です。

約7問が出題され、確実に得点を重ねることができる分野と言えます。


■必須暗記の器具・材料(代表例)

配線器具関連
単極スイッチ 防雨型コンセント 配線用遮断器
単極スイッチ
(引用元:Amazon)
防雨型コンセント
(引用元:Amazon)
配線用遮断器
(引用元:Amazon)

照明器具関連
ペンダントライト シーリングライト 非常用照明器具
ペンダントライト
(引用元:Amazon)
シーリングライト
(引用元:Amazon)
非常用照明器具
(引用元:Amazon)

配線材料関連
VVFケーブル ノーマルベンド プルボックス
VVFケーブル
(引用元:Amazon)
ノーマルベンド
(引用元:Amazon)
プルボックス
(引用元:Amazon)

一例を挙げさせていただきましたが、この他にも分電盤や端子台、ケーブルコネクタなど、試験では様々な器具の識別が必要となります。

写真鑑別問題を効率的に攻略するコツは、以下の3点です。

  • 実物の特徴的な部分に注目して覚える
  • 用途や使用場所と合わせて記憶する
  • 似ている器具との違いを明確にする

出題されるのは、一般家庭や公共施設などでも日常的に使用するものばかりです。写真と名称、用途を結びつけて覚えることで、試験での得点だけでなく、技能試験や実務でも役立つ知識となるでしょう。

5.写真鑑別(工具)

写真鑑別問題では、電気工事に使用する工具の識別も重要な出題分野です。

工具に関する問題は毎年数問出題され、現場でも使用頻度が高いものが中心となります。


■必須暗記の工具(代表例)

切断・加工用工具
ペンチ 電工ナイフ ウォーターポンププライヤー
ペンチ
(引用元:Amazon)
電工ナイフ
(引用元:Amazon)
ウォーターポンププライヤー
(引用元:Amazon)

圧着・接続用工具
圧着ペンチ VVFストリッパー 手動油圧式圧着機
圧着ペンチ
(引用元:Amazon)
VVFストリッパー
(引用元:Amazon)
手動油圧式圧着機
(引用元:Amazon)

以上の工具は、試験でよく出題される代表的なものですが、この他にもケーブルカッター、電工バサミ、ホルソなど、電気工事で使用する様々な工具の識別が求められます。

工具の写真鑑別を確実に得点するコツは、以下のとおりです。

  • 工具の形状と用途を結びつけて覚える
  • 似ている工具との違いを明確にする(例:ペンチとニッパー)
  • 実際の使用場面をイメージしながら覚える

工具は技能試験でも実際に使用するものが多く含まれています。筆記試験での写真鑑別に向けた学習は、技能試験の準備としても最適です。

6.写真鑑別(測定器)

第二種電気工事士試験における測定器の写真鑑別は、着実に点数を積み上げられる重要な分野です。

特に測定器は形状と用途が密接に関連しており、違いが分かりやすい機器と言えるでしょう。


■必須暗記の測定器(代表例)

電気量測定器・抵抗測定器
テスター(回路計) クランプメーター 絶縁抵抗計(メグオームテスター)
テスター(回路計)
(引用元:Amazon)
クランプメーター
(引用元:Amazon)
絶縁抵抗計(メグオームテスター)
(引用元:Amazon)

安全確認用測定器・その他
検相器 検電器 照度計
検相器
(引用元:Amazon)
検電器
(引用元:Amazon)
照度計
(引用元:Amazon)

以上の測定器は、電気工事における安全確認や品質管理に欠かせない機器であり、それぞれの用途と特徴を正確に理解しましょう。

測定器を正確に見分けるためのポイントは、次の3つです。

  • 測定器の外観的特徴を押さえる(表示部、プローブの形状など)
  • 各測定器の用途と測定対象を関連付けて覚える
  • 測定器の基本的な使用方法もあわせて理解する

例えば、絶縁抵抗計の表示部を見ると「MΩ」と記載されているため、目視で判別がつきやすい特徴もあります。

測定器は電気工事の現場で日常的に使用する重要な機器です。写真での識別に加えて基本的な使用方法も理解しておくことで、技能試験や実務にも役立つ知識となるでしょう。

7.電気工事の施工方法

電気工事の施工方法は、第二種電気工事士試験において約5〜6問出題される重要な分野です。

この分野では、安全な電気工事を行うための基礎知識が問われます。


工事の種類は施工場所の条件に応じて選択する必要があります。


■施工場所による工事の種類

施工場所 工事の種類
すべての場所で施工可能
  • 金属管工事
  • 金属可とう電線管工事
  • 合成樹脂管工事
  • ケーブル工事
乾燥場所限定で施工可能
  • 金属ダクト工事
  • 金属線ぴ工事
  • フロアダクト工事
特殊条件での施工
  • バスダクト工事(湿気・水気可)
  • セルラダクト工事(隠ぺい部のみ)

施工方法における重要ポイントは、以下の3点です。

  • 電気工事の目的と使用する材料の特性を理解する
  • 設置場所の環境条件に応じた適切な工法を選択する
  • 感電や漏電を防ぐための安全基準を遵守する

施工方法の知識は筆記試験のための暗記に留まらず、実際の電気工事現場での安全確保と品質管理にも直結する重要な基礎知識です。

8.一般用電気工作物の検査方法

一般用電気工作物の検査は、安全な電気設備を確保するために不可欠な作業です。

特に電気工事完了時の竣工検査では、以下の4つの検査を適切な順序で実施する必要があります。


■竣工検査の基本手順

検査 工事の種類
目視点検
  • 法令に基づいた施工状態の確認
  • 工事の仕上がり状態の確認
絶縁抵抗測定
  • 電路の絶縁状態の確認
  • メガーを使用した測定
接地抵抗測定
  • 接地工事の適切性確認
  • アースの抵抗値測定
導通試験
  • 配線の接続状態確認
  • テスターによる導通チェック

以上の検査手順は試験でも出題されている内容なので、各測定器の使用方法や測定手順とともに、確実に理解しておくことが重要です。

また、検査を実施する際の重要なポイントも合わせて覚えてください。

  • 測定器は使用前に動作確認する
  • 測定時は電源を切った状態で行う
  • 測定値は規定値内であることを確認する

検査は電気工事士の重要な職務であり、人命と設備の安全を守るための必須スキルです。各検査について学習し、正しい測定方法かどうかを判断できるようにしましょう。

9.法令

法令分野は、第二種電気工事士試験において約3問と出題数は少ないものの、電気工事の安全性と密接に関わる重要な分野です。

主に3つの法令について理解が必要になります。


■試験で出題される主な法令

法令 工事の種類
電気工事士法関連
  • 電気工事士の定義と目的
  • 電気工事の範囲(軽微な工事を含む)
  • 免状取得に関する規定
電気設備技術基準関連
  • 電圧区分による基準値
  • 施工方法の技術基準
  • 保安に関する規定
電気用品安全法関連
  • 電気用品の定義
  • 事業の規制
  • 表示に関する規定

ただし、法令を一言一句を覚えるのは現実的ではないので、下記のポイントを押さえて学習しましょう。

  • 数値基準は完全に暗記する
  • 法令の目的を正確に理解する
  • 工事可能な範囲を明確にする

特に電気工事士法は、電気工事士として働く上で基本となる規範なので、試験合格後も実務で常に意識すべき重要な知識です。



暗記に役立つサイト・テキスト・アプリ

第二種電気工事士試験の効率的な勉強方法には、さまざまな学習ツールを活用することをおすすめします。

それぞれのツールには特徴があり、自分の学習スタイルに合わせて選択してください。


以下では、特に役立つサイト・テキスト・アプリについて、主な特徴を解説していきます。

サイト

第二種電気工事士の勉強に役立つ無料のサイトをいくつかご紹介します。サイトを利用することで、試験対策を効率的に進めることができます。

①第二種電工試験の虎 HOZAN

第二種電工試験の虎 HOZAN

(出典:第二種電工試験の虎(HOZAN株式会社))


第二種電工試験の虎HOZANは、第二種電気工事士試験の対策に特化した無料のウェブサイトです。

【主な特徴】

  • 学科・技能試験の両方に対応した学習コンテンツ
  • 過去問や解説動画による段階的な学習サポート
  • アプリとウェブサイトでの模擬試験機能を搭載

特に解説動画が充実しており、電気の基礎知識がない人でも理解しやすい構成になっています。

②電気工事士過去問クイズ(工事士.com)

電気工事士過去問クイズ

(出典:電気工事士過去問クイズ(工事士.com))


工事士.comの過去問クイズは、第二種電気工事士試験の筆記対策に特化したウェブサイトです。

【主な特徴】

  • 実際の過去問題をクイズ形式で学習可能
  • スマートフォンで手軽に学習できるため、スキマ時間の活用に最適
  • 試験で出題される全分野をカバーした無料の学習コンテンツ

過去15年の試験問題が全て網羅されているため、繰り返し学習することができます。

③電気技術者試験センター 第二種電気工事士試験

電気技術者試験センター

(出典:第二種電気工事士試験(電気技術者試験センター))


電気技術者試験センターの公式サイトは、第二種電気工事士試験の過去問を無料で提供する公式サイトです。

【主な特徴】

  • 過去10年分以上の試験問題と解答・解説を網羅
  • 実際の試験と同じ形式での問題提供
  • PDFでダウンロード可能な学習教材

実際の試験環境に近い形で学習できるため、試験の時間配分の練習にも最適です。

テキスト

第二種電気工事士試験の学習に効果的なテキストをご紹介します。

①ぜんぶ絵で見て覚える 第2種電気工事士 学科試験 すい~っと合格 2025年版

ぜんぶ絵で見て覚える

(出典:Amazon)

『すい〜っと合格 第二種電気工事士 筆記試験』は、初心者でも理解しやすい定番のテキストです。

【主な特徴】

  • 巻頭の「はじめの一歩」編で電気の基礎をイラストと図解で解説
  • 出題頻度の高い重要項目に絞った効率的な学習内容
  • 切り離し可能な「重要ポイント丸暗記ノート」付き

さらに、オンライン授業や電子版、スマホ版丸暗記カード、ネット模試など、充実した学習サポートツールが無料で利用可能です。

②いちばんやさしい 第2種電気工事士【学科試験】(筆記方式・CBT方式) 最短テキスト&出る順過去問集 改訂3版

いちばんやさしい

(出典:Amazon)

『いちばんやさしい 第2種電気工事士【学科試験】』は、初心者から上級者まで幅広く支持される人気のテキストです。

【主な特徴】

  • 筆記方式・CBT方式の両試験に対応した最新の学習内容
  • 豊富な図解とフルカラーで理解しやすい丁寧な解説
  • 重要用語の暗記に役立つ赤シート付き

特に10年以上の講師経験を持つ著者による効率的な学習方法と、頻出過去問の徹底分析が好評です。また、令和6年度の最新試験日程にも対応しています。

③電気教科書 炎の第2種電気工事士 筆記試験 テキスト&問題集

電気教科書 炎の第2種電気工事士

(出典:Amazon)

『電気教科書 炎の第2種電気工事士 筆記試験 テキスト&問題集』は、合格に必要な知識をしっかり学びたい人向けのテキストです。

【主な特徴】

  • 豊富な実務経験を持つ著者が60テーマに厳選した体系的な解説
  • カラー写真とイラストを多用した視覚的に分かりやすい構成
  • 章末一問一答と模擬試験2回分による実践的な演習

さらに、Webアプリで250問の一問一答が利用可能なほか、暗記に便利な赤シート付きで、効率的な学習をサポートします。

アプリ

第二種電気工事士試験の学習に便利なスマートフォンアプリを、実際の使用感や学習効果とともに詳しく解説していきます。

①全問解説付 第2種電気工事士 筆記 一問一答問題集

全問解説付 第2種電気工事士 筆記 一問一答問題集

(出典:全問解説付 第2種電気工事士 筆記 一問一答問題集(App Storeプレビュー))


『全問解説付 第2種電気工事士 筆記 一問一答問題集』は、詳細な解説に重点を置いたiOS向け学習アプリです。

【主な特徴】

  • 全問に詳細な解説が付いた約230問の厳選問題を収録
  • 材料・工具・電気工事・電気理論の4章構成で体系的な学習が可能
  • 進捗管理とランダム出題機能による効率的な学習をサポート

未回答や間違えた問題を優先的に出題する機能があり、弱点克服に効果的です。またオフライン対応なのでスキマ時間での学習にも最適です。無料版では約20問を試用できます。

②俺の電工2種 - 第二種電気工事士の筆記試験アプリ

俺の電工2種

(出典:俺の電工2種 - 第二種電気工事士の筆記試験アプリ(App Storeプレビュー))


「俺の電工2種」は、第二種電気工事士試験の筆記試験対策に特化した人気のiOSアプリです。

【主な特徴】

  • 過去29期分の筆記試験問題を約1,750問収録
  • 基礎理論や配線図などのカテゴリ別学習が可能
  • 進捗管理機能で苦手分野が把握しやすい

スキマ時間を活用した学習が可能で、試験経験者からの評価も高いですが、解説がないためテキストとの併用がおすすめです。App Storeでの評価は4.7と高評価を得ています。

③第二種電気工事士 筆記試験対策(過去問ドリル)解説付

第二種電気工事士 筆記試験対策

(出典:第二種電気工事士 筆記試験対策(過去問ドリル)解説付(Google Play))


『第二種電気工事士 筆記試験対策(過去問ドリル)』は、過去20年分の問題を収録した総合的な学習アプリです。

【主な特徴】

  • 試験別・単元別・模試の3つのコースで効率的な学習が可能
  • ノーマル・シャッフル・未実施・ミスの4つのモードで習熟度に応じた学習
  • 成績シートによる目標管理と進捗の可視化機能

ふせん機能で問題に色分けができ、苦手問題の克服に効果的です。また、詳細な解説付きで、テキストなしでの学習にも対応しています。多くのユーザーから高評価を得ており、アプリだけでの合格者も多数出ています。



暗記表についてよくある質問

第二種電気工事士試験の暗記表について、受験生からよく寄せられる質問について回答します。

暗記表はどのように使えばよいの?

暗記表は、科目ごとに分けて段階的に学習を進めることがおすすめです

まずは配線図記号や電気工具など、写真や図で覚えやすい項目から始めましょう。次に、暗記表を見ながら問題を解き、徐々に暗記表を見る回数を減らしていきます。最終的には暗記表なしで解けることを目指します。

特に電気を学び初めたばかりの人は、一度に多くの項目を覚えようとせず、1日2〜3項目に絞って確実に理解を深めていくことが重要です。地道な積み重ねが、試験での得点につながります。

暗記表は技能試験にも使える?

暗記表は技能試験の準備にも大いに役立ちます。

特に配線図記号や器具の名称、工具の使用方法などは、技能試験でも必要となる重要な知識だからです。

筆記試験で使用した暗記表を技能試験の学習でも活用することで、作業手順の理解が深まり、実技での作業もスムーズになります。

また、複線図の描き方や電線の接続方法など、技能試験特有の内容も暗記表に追加していくことで、より実践的な学習ツールとなります。暗記表は筆記試験と技能試験の両方で活用できる便利な学習ツールです。

いつから暗記表を使い始めるべき?

習熟度や理解度の違いによって、いつから暗記表を使い始めるべきかは、人によって異なります。

しかし、試験勉強を始めてから早い段階で暗記表を使い始めることをおすすめします。なぜなら、筆記試験の約75%が暗記で対応できる問題であり、過去問を活用した暗記が最も効率的な学習方法とされているからです。

特に計算問題も含めて、過去問のパターンを暗記することで解ける問題が多いため、早い段階から暗記表を作って活用することが重要です。学習を進めながら重要な項目を暗記表に追加し、継続的に復習することで、確実に知識を定着させることができます。




まとめ

今回は、第二種電気工事士試験の暗記表の活用方法について詳しく解説しました。

この記事のまとめ
  • 筆記試験の約75%は暗記で対応可能な問題で構成されている
  • 効率的な学習には9つのカテゴリー別の暗記表活用が効果的
  • 暗記表は技能試験対策にも応用できる
  • 専門アプリやWebサイトを組み合わせた学習がおすすめ

第二種電気工事士の合格には、暗記表を活用した効率的な学習が重要です。

特に配線図記号や工具の識別など、写真や図で覚えやすい項目から始め、計画的に学習を進めることで、着実に得点力を高めることができます。

また、暗記表は実務でも役立つ知識の宝庫なので、試験に合格した後も活用できるでしょう。


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