計装士は「きつい」って本当?理由や対処法からやりがいや向いてる人まで解説!

電気工事士の仕事・転職

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計装士を目指している、もしくは転職を考えている方の中には、「計装士の仕事はきつい」と聞いたことのある方もいるのではないでしょうか?

計装士は、体力的に負担の大きな仕事が多かったり、高い専門知識や技術が求められる仕事であることから「きつい」と言われることがあります。

一方で、確かに計装士の仕事は「きつい」部分がありますが、工場やプラント、ビルなどの制御システムの設計や施工など、社会インフラを支えるやりがいのある仕事でもあります。

本記事では、計装士がきついと言われている理由やその対処法、さらには計装士のやりがいや向いてる人などについてもあわせて解説していきます。



計装士を目指している方は、ぜひ参考にしてみてください。

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計装士が「きつい」と言われる理由

理由

計装士の仕事が「きつい」と言われる理由は、主に下記3つの理由からです。


厳しい現場環境と労働時間の長さ

計装士がきついと言われる理由の1つ目は「厳しい現場環境と労働時間」です。

計装士の主な作業現場である工場やプラント、発電所、ビルなどは、現場環境が過酷だったり、24時間稼働だったりすることが多いため、体力的な負担が大きくなる場合があります。

例えば、プラントでの作業は夏場は暑い中での作業になったり、冬場は冷え込む中での作業を行ったりします。工場は24時間稼働しているため、夜間での作業も多くなります。ビルの定期点検は夜間だけでなく、早朝に行う場合もあるため、生活リズムも不規則になりがちです。

また、システムが故障した際は、早急に対応しなければなりません。休日対応や、長時間労働、残業などでの対応が必要な場合も考えられます。

高い専門知識と技術が求められる

計装士がきついと言われる理由の2つ目は「高い専門知識と技術が求められる」ことです。

計装士の仕事は求められる知識や技術が幅広いため、習得するまでには時間がかかってしまうことが多く「きつい」と感じてしまいがちです。

計装士に求められる知識や技術は、主に下記のとおりです。

■ 計装士に求められる知識・技術

  • 計装技術
  • 制御技術
  • 電気、電子工学
  • プログラム制御
  • 配線、配管設計
  • 安全管理

計装士は学ぶことが多く、技術の進歩も早いため、常に勉強し続けなければなりません。特にご自身のキャリアアップを目指している方は、継続的な学習が必要になるでしょう。

試験勉強のハードルの高さ

計装士がきついと言われる理由の3つ目は「試験勉強のハードルの高さ」です。

計装士の試験範囲は広く、「学科試験」と「実地試験」の2種類あります。

学科試験はマークシート方式ですが、実地試験は記述式の問題になるため、暗記だけでは試験の突破は難しいです。

また、計装士の試験を受けるには、一定の実務経験が必要です。

計装士は1級と2級があり、それぞれに必要な実務経験は下記のとおりです。

■ 計装士(1級・2級)の受験資格

資格の種類 受験資格
1級計装士 5年以上の実務経験
※2級計装士技術審査合格者は、4年6カ月以上
2級計装士 2年以上の実務経験

※参考:計装士試験(一般社団法人 日本計装工業会)



計装士は独学での試験合格も目指せますが、参考書を読んでも理解しにくい部分もあります。その際は、講習会を活用したり、合格した方の試験対策を聞いたりするのも良いでしょう。

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計装士の「きつい」を乗り越えるための対策

対策

計装士は工場やプラント、ビルなどの制御システムに関わる重要な仕事ですが、「きつい」と言われることも少なくありません。

ここからは、計装士のきつさを乗り越えるための3つの対策を紹介します。



トレーニングを取り入れて体力的な負担を減らす

計装士の仕事は想像以上に体力を使います。長時間の立ち作業、狭い場所での配線作業など、身体への負担が大きい作業が多いです。

したがって、日頃から体力づくりを意識することで、作業効率の向上と疲労の軽減に繋がります。

トレーニングは、筋トレだけでなく、持久力をつけるためのウォーキングやジョギングも有効です。

また、作業中はクッション性の高い作業靴を選ぶなど、身に着けるものを工夫することで、より身体への負担を軽減できるでしょう。

座学だけでなく実際に手を動かして覚える

計装士に必要な知識は多岐にわたるため、座学だけでは十分に理解するのは難しく苦労してしまいます。

そのため、勉強した内容を実際の現場で実践していくことで、知識が身につきやすくなります。

1つ1つの作業について「なぜそうするのか」「どうやっていくのか」を考えながら行うと、知識とスキルの両方を手に入れることができるでしょう。

また、想定外の状況にも柔軟に対応できる能力も養われます。実際に手を動かす経験を重ねていくと、応用力も身についていきます。

ミスを防ぐために確認を徹底する

計装士の仕事は、小さなミスが大きな問題に発展してしまうというプレッシャーと戦わなければなりません。

配線の間違いや設定ミスが機械の誤作動を引き起こす恐れもあるため、確認作業の徹底が非常に重要です。

確認作業には時間がかかりますが、ミスによる修正作業を考えると、最終的には時間の節約になります。特に責任の大きな現場では、確認を惜しまない姿勢が大切でしょう。

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計装士のやりがいと魅力

計装士が「きつい」と言われる理由」でご紹介したとおり、計装士はきついことも多い一方、大きなやりがいや魅力も感じられる仕事です。

計装士のやりがいや魅力は、主に下記の3点です。

■ 計装士のやりがいや魅力

  • 自分の設計や調整によって、社会インフラを支えられる
  • 自動化やデジタルの最前線で、最新技術を駆使して働ける
  • 資格を取得したり専門性を高めたりしていくことで、スキルを評価してもらえる

計装士は工場やプラント、ビルなどの自動制御システムを設計・管理する専門職です。

社会インフラを支える必要不可欠な存在で、自分の設計や調整によって設備がスムーズに動作するのを見ると大きな達成感を得られるでしょう。

また、近年の工事やプラントでは、AIを活用したスマート化が進んでいます。自動化やデジタルの最前線で、最新技術を駆使し、生産性の向上や省エネルギー化への貢献ができるのも魅力的です。

さらに、計装技術の需要は高いため、資格を取得したり、専門性を高めたりするとスキルが評価されやすいです。新しい知識や技術を学び続ける必要がありますが、それだけ成長できる環境が整っている職種でもあります。

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計装士に向いている人と向いていない人

計装士の仕事は、「計測」と「制御」が中心になるため、論理的に解決する力が求められます。

そのため、論理的な思考が得意な方は、計装士に向いています。

計装士の仕事ではミリ単位の調整が必要な場面も多く、細かい作業が好きな方にもおすすめです。

一方で、計装士は現場での機械調整や設備工事も行うため、現場作業が苦手でデスクワークを希望する方には向いていません。

また、細かい作業が苦手で、機械や電気関係に興味がないと、勉強が苦痛に感じやすいです。

計装士として必要な知識は多く、常に新しい技術について学ぶ必要があります。そのため、学び続ける意欲が欠かせません。計装技術に興味があり、勉強が苦にならない方は、計装士の適性があると言えるでしょう。

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計装士とは?

計装士とは、工場やプラント、ビルなどの制御システムの設計や施工、保守を担当する専門の技術者です。

計装士について、詳しく見ていきましょう。



計装士が活躍できる業界

計装士は様々な業界で必要とされていますが、特に下記の業界で活躍できます。

■ 計装士が活躍しやすい主な業界

  • 製造業界
  • エネルギー業界
  • 建築業界
  • 化学業界
  • 自動車業界

設備の効率化や自動化は、どの分野においても需要が高いです。そのため、計装士は今後はさらなる需要の増加も期待できます。求められる技術は多いですが、やりがいを感じられる仕事でもあります。

現場での具体的な仕事内容

計装士の現場での仕事内容は、具体的には下記のとおりです。

■ 計装士の具体的な仕事内容

  • 計装機器の選定
  • 計測機器の取付
  • 配線、配管作業
  • システムの試運転、調整
  • 定期点検、メンテナンス

現場での作業は、計測機器の設置や配線、制御の設定だけでなく、現場での安全管理も行います。

危険な現場での作業も多いため、事故防止のための対策も必要です。


電気工事士との違いとは?

計装士と電気工事士との違いをまとめると、主に下表のとおりです。

■ 計装士と電気工事士の違い

計装士 電気工事士
仕事内容 計測、制御システムの設計
施工、保守
電気設備の配線、工事、保守
作業現場 発電所、工場、プラント、ビル 一般住宅、ビル、工場、商業施設


計装士は計測や制御システムを扱うのに対し、電気工事士は、コンセントや照明などの電気設備を扱います。

なお、計装の仕事においても、計測機器の取付の際に配線作業が伴う場合は、電気工事士の資格が必要になります。まずは誰でも受験できる電気工事士の資格を取得し、その後計装士の資格取得を目指す選択肢もあります。


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計装士として長く働くためのアドバイス

計装士として長く働くためには、下記の2点を心がけることが大切です。

■ 計装士として長く働くためのポイント

  • 計測や制御の基本をしっかり理解する
  • 現場でのコミュニケーションを大切にする

計装士は専門性の高い仕事のため、計測や制御の基本をしっかり理解することが重要です。

なぜなら、トラブルが発生した際の判断も素早くできるようになり、迅速な対応に繋がるからです。基本が分かっていれば、新しい技術の習得も早くなるため、様々な現場で応用ができるスキルを身につけられるでしょう。

また、計装業界は進化が激しい分野でもあるため、最新技術のチェックも欠かせません。そのため、時代に取り残されないように、常に情報をアップデートする必要があります。

計装士は技術職ですが、現場では作業員や設計担当者、クライアントとのやり取りも多くなります。そのため、専門知識を分かりやすく伝えるためのコミュニケーション能力やチームワークを意識した連携も重要です。

コミュニケーションが円滑になれば、仕事の効率も上がりやすく、現場での評価向上にも繋がります。技術力とコミュニケーション力の両方を磨くことで、計装士として長く活躍できるでしょう。

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まとめ

本記事では、計装士の仕事が「きつい」と言われる理由を中心に、その対処法や、計装士のやりがい・魅力について紹介しました。

この記事のまとめ
  • 計装士の仕事が「きつい」と言われる主な理由は、「厳しい現場環境や労働時間の長さ」「高い専門知識と技術が求められる」「試験勉強のハードルの高さ」など
  • 計装士の仕事を「きつい」と感じた際の対処法は、「トレーニングを取り入れ体力的な負担を減らす」「ミスを防ぐために確認作業を徹底する」など
  • 計装士のやりがいや魅力は、「自分の設計や調整によって、社会インフラを支えられる」「自動化やデジタルの最前線で、最新技術を駆使して働ける」など

計装士は高い専門知識と技術が求められ、試験に受験するまでのハードルも高めです。工場やプラント、ビルなど作業する現場は過酷なことが多く、体力的な負担も大きくなるでしょう。

また、計装業界は進化の激しい業界でもあるため、時代に取り残されないためにも、資格取得後も常に勉強し続けなければならないという大変さもあります。

しかし、計装士は社会インフラを支える必要不可欠な仕事です。需要は今後も伸び続けると考えられるため、自分の市場価値を上げたい方は、計装士を目指してみてはいかがでしょうか。

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