▼用語詳細(電気工事用語集)
副受信機
(フクジュシンキ)
副受信機とは、自動火災報知設備を構成する設備の1つで、火災受信機と同じ表示を行うことができる表示装置のことです。
受信機以外の場所でも火災の状況をえるために設置されます。
受信機は常に人がいる場所(防災センターや管理人室等)に設置しなければなりませんが、夜間の監視場所が違う場合や、仮眠室にも設置したい場合、またA棟・B棟など複数の建物がありB棟側でもA棟の火災表示をし警報を鳴らしたいという場合は、第2、第3の監視拠点などに設置することで、どこで火災が発生したかを即時に把握できるため、迅速な初期消火や避難対応が可能となります。
副受信機は火災受信機のように、火災状態の復旧や、各種試験機能を持っておらず、火災受信機と同様の「表示のみ」を行うことができる。
そのため、副受信機ではベルの停止は出来ません。
例えば守衛室と事務室が別になっている事業所など、警備と運営の拠点が別になっている場合などで、副受信機の設置を検討するのが良いとされています。
なお消防法で規定された火災受信機は、常時人がいる防災センター、警備室、守衛室などに設置しなければならないが、副受信機の設置場所について消防法の規定はありません。
ただし所轄消防機関によっては、副受信機を設置した場所において「非常放送設備の起動」や「電気錠解錠」といった機能が操作できるようにする指導を受けることがあるため、注意を要します。
受信機以外の場所でも火災の状況をえるために設置されます。
受信機は常に人がいる場所(防災センターや管理人室等)に設置しなければなりませんが、夜間の監視場所が違う場合や、仮眠室にも設置したい場合、またA棟・B棟など複数の建物がありB棟側でもA棟の火災表示をし警報を鳴らしたいという場合は、第2、第3の監視拠点などに設置することで、どこで火災が発生したかを即時に把握できるため、迅速な初期消火や避難対応が可能となります。
副受信機は火災受信機のように、火災状態の復旧や、各種試験機能を持っておらず、火災受信機と同様の「表示のみ」を行うことができる。
そのため、副受信機ではベルの停止は出来ません。
例えば守衛室と事務室が別になっている事業所など、警備と運営の拠点が別になっている場合などで、副受信機の設置を検討するのが良いとされています。
なお消防法で規定された火災受信機は、常時人がいる防災センター、警備室、守衛室などに設置しなければならないが、副受信機の設置場所について消防法の規定はありません。
ただし所轄消防機関によっては、副受信機を設置した場所において「非常放送設備の起動」や「電気錠解錠」といった機能が操作できるようにする指導を受けることがあるため、注意を要します。