▼用語詳細(電気工事用語集)
保安器
(ホアンキ)
保安器とは、雷などにより発生する誘導電流から、通信機器などを保護するための機器のことを言います。

ヒューズやアレスタを内蔵しており、加入者線を伝達して侵入してくるサージ電圧に対して、内部機器を保護することを目的として設置されます。

NTTなどの通信事業者は、保安器を責任分界点として契約を結ぶ事が多くなっています。

ADSLを用いた通信契約を結んでいる場合、保安器が原因で品率低下・瞬断を引き起こすことがあり、保安器の交換を含む安定化工事を必要とする場合があるので注意が必要です。