▼用語詳細(電気工事用語集)
熱主電従
(ネツシュデンジュウ)
熱主電従とは、コージェネレーションシステムの運転方式の1つ。
熱負荷を主として発電機の運転制御を行い、発生した電力量を制御せずに利用する方式です。

熱の制御が優先されるため、電力量は熱の利用が多ければ比例して多くなり、熱を必要としなければ発電能力も小さくなるという特徴があります。

「温水プール」においては、熱の利用が主目的となるため、昇温を目的としてコージェネレーションシステムが運転されます。
発生する電力は熱の副産物となり、制御は行われていません。

対して、電力を優先して制御する発電主体の運用方法は「電主熱従」と呼びます。

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