▼用語詳細(電気工事用語集)
ニッケルカドミウム電池
(ニッケルカドミウムデンチ)
ニッケルカドミウム電池とは、繰り返し充放電可能な二次電池の一種。
充放電回数は500回程度まで可能です。
陽極に水酸化ニッケル、陰極に水酸化カドミウムを使用し、電解液に水酸化カリウム水溶液を用いたアルカリ電池の一種でもあります。
「ニカド電池(ニッカド電池)」とも呼称されます。
高効率な放電特性を持ち、経済性の良好な二次電池の1つです。
しかし、自然放電が大きいという特徴もあります。
自己放電が大きいため、放置による容量低下が大きい上、放電していない状態で継ぎ足すように充電すると、本来持っている容量まで充電できなくなる「メモリー効果」の影響があるので注意すること。
定格電圧が一次電池の1.5Vよりも小さい1.2Vのため、適用不可能な電気機器も多い。
リチウムイオン電池など高性能な電池の普及により、出荷量は減少しています。
使用されるカドミウムは環境負荷が非常に高い有害物質として分類されるため、カドミウムを水素吸蔵合金に置き換えた「ニッケル水素電池」が普及しています。
充放電回数は500回程度まで可能です。
陽極に水酸化ニッケル、陰極に水酸化カドミウムを使用し、電解液に水酸化カリウム水溶液を用いたアルカリ電池の一種でもあります。
「ニカド電池(ニッカド電池)」とも呼称されます。
高効率な放電特性を持ち、経済性の良好な二次電池の1つです。
しかし、自然放電が大きいという特徴もあります。
自己放電が大きいため、放置による容量低下が大きい上、放電していない状態で継ぎ足すように充電すると、本来持っている容量まで充電できなくなる「メモリー効果」の影響があるので注意すること。
定格電圧が一次電池の1.5Vよりも小さい1.2Vのため、適用不可能な電気機器も多い。
リチウムイオン電池など高性能な電池の普及により、出荷量は減少しています。
使用されるカドミウムは環境負荷が非常に高い有害物質として分類されるため、カドミウムを水素吸蔵合金に置き換えた「ニッケル水素電池」が普及しています。