▼用語詳細(電気工事用語集)
ネットワークプロテクタ
(ネットワークプロテクタ)
ネットワークプロテクタとは、スポットネットワーク受電方式において、事項発生時に別の高圧電路からの電力流入を防止するため、ネットワーク変電器2次側に設ける保護装置のこと。プロテクタ遮断器・プロテクタヒューズ・ネットワーク継電器から構成されます。
以下にあげる要素で動作します。
①無電圧投入(自動投入特性の1つ。無電圧による閉路。)
一次側に電圧があり、二次側に電圧がないときに自動的にプロテクタ遮断器を投入する。
②差電圧投入(自動投入特性の1つ。差電圧による閉路。順電圧投入とも言う。)
一次側電圧が二次側電圧より高く、かつその位相が進んでおり、電源からの電力供給が可能なときには、自動的にプロテクタ遮断器を投入する。
③逆電力遮断特性(逆電力による遮断。逆電流遮断特性とも言う。)
プロテクタの一次側の事故や停電により、ネットを組んでいる健全回線からネットワーク母線および事故回路のネットワーク変圧器を介して事故点に電流が逆流するのを検出し、プロテクタ遮断器を自動遮断する。低圧側から高圧側へ電力が逆流して供給される場合には自動的に開路する。
ネットワークプロテクタは過負荷警報、回生電力のトリップロックなどの制御機能も兼ね備えています。
スポットネットワーク方式による受電は、特別高圧側の設備を簡略化し、変圧器2次側のネットワークプロテクタの保護を行う。従来の特別高圧受電設備よりも、設備を小規模として簡略化を図れます。設置スペースが小さくて済み、イニシャルコストも比較的安価というメリットがあります。
都心部など、電力会社がネットワーク方式で配電網を構成しているエリアでしか採用できないため、地方では未だ22,000Vや66,000Vによる受電方式が一般的となっています。
以下にあげる要素で動作します。
①無電圧投入(自動投入特性の1つ。無電圧による閉路。)
一次側に電圧があり、二次側に電圧がないときに自動的にプロテクタ遮断器を投入する。
②差電圧投入(自動投入特性の1つ。差電圧による閉路。順電圧投入とも言う。)
一次側電圧が二次側電圧より高く、かつその位相が進んでおり、電源からの電力供給が可能なときには、自動的にプロテクタ遮断器を投入する。
③逆電力遮断特性(逆電力による遮断。逆電流遮断特性とも言う。)
プロテクタの一次側の事故や停電により、ネットを組んでいる健全回線からネットワーク母線および事故回路のネットワーク変圧器を介して事故点に電流が逆流するのを検出し、プロテクタ遮断器を自動遮断する。低圧側から高圧側へ電力が逆流して供給される場合には自動的に開路する。
ネットワークプロテクタは過負荷警報、回生電力のトリップロックなどの制御機能も兼ね備えています。
スポットネットワーク方式による受電は、特別高圧側の設備を簡略化し、変圧器2次側のネットワークプロテクタの保護を行う。従来の特別高圧受電設備よりも、設備を小規模として簡略化を図れます。設置スペースが小さくて済み、イニシャルコストも比較的安価というメリットがあります。
都心部など、電力会社がネットワーク方式で配電網を構成しているエリアでしか採用できないため、地方では未だ22,000Vや66,000Vによる受電方式が一般的となっています。