▼用語詳細(電気工事用語集)
ワイヤコネクタ
(ワイヤコネクタ)
ワイヤコネクタとは、電線を接続するための材料のこと。
ボックス内や照明器具の内部での電線接続で使用するコネクタの1つです。

圧着工具を必要としないため、施工の省力化を図ることができます。
電線の被覆を剥き、スプリングにねじ込むことで固定します。

屋内配線で使用する場合は、電気用品安全法に適合した差込形電線コネクタを使用します。

船舶用などの認定のみを取得している製品は、屋内配線で使用してはならず、電気用品安全法や、JIS C2813(屋内配線用差込形電線コネクタ)に適合した製品を使用します。

所定のストリップゲージに合わせて電線の被覆を剥がすことが重要で、被覆を剥がす長さが短すぎると、所定の深さまで電線が挿入されないため抜けてしまう可能性がある。
逆にゲージよりも長く電線被覆を剥ぎすぎると、充電部が露出してしまい危険である。

電線の剥ぎ取りには電工ナイフやワイヤストリッパを使用します。
被覆を剥いだ電線の先端が歪んでいると、適切に電線をスプリングに固定できないため注意すること。
挿入後は、軽く引いて電線が容易に抜けず固定されていることを確認します。

一度固定し引き抜いたコネクタは原則使用してはならないので、覚えておくと良い。