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問題は四肢択一式です。 それぞれの問いに対して答えを1つ選びなさい。
コージェネレーションシステム(CGS)に関する記述として、「日本産業規格(JIS)上、不適当なものはどれか。
(1)省エネルギー率とは、従来システムで運用する場合のエネルギー量とCGSを採用した場合のエネルギー量との削減率である。
(2)熱電比とは、建物又は施設の熱需要を電力需要で除した値である。
(3)電力負荷追従運転とは、電力需要を基準にCGSを運転する運転制御方式である。
(4)ピークカット運転とは、発電機の過負荷停止を避けるために、発電機容量に見合った負荷以外を遮断する方式である。
蓄電池の充電方式に関する次の記述に該当する用語として、「日本産業規格(JIS)」上、適当なものはどれか。 「整流装置の直流出力に蓄電池と負荷とを並列に接続し、常時蓄電池に一定電圧を加え充電状態を保ちながら、同時に整流装置から負荷へ電力を供給し、停電時又は負荷変動時に無遮断で蓄電池から負荷へ電力を供給する充電方式。」
(1)浮動充電
(2)トリクル充電
(3)均等充電
(4)回復充電
キュービクル式高圧受電設備の接地回路に関する記述として、「日本産業規格(JIS)」上、不適当なものはどれか。
(1)接地電線及び接地母線は、低圧絶縁電線を使用する。ただし、接地母線には、銅帯を使用することができる。
(2)外部の接地工事と接続する接地端子は、外箱の扉を開いた状態で、漏れ電流を安全に測定できるように取り付ける。
(3)外箱のない高圧機器で鉄心が露出している計器用変圧器、変流器類は、鉄心にA種接地工事を施す。
(4)B種接地工事の接地端子は、外箱と接続し、他の接地端子とは容易に取外しできる導体で連結できる構造とする。
3回線の22kV又は33kVのスポットネットワーク受電方式に関する記述として、不適当なものはどれか。
(1)受電変圧器の二次側の電圧により、高圧スポットネットワーク方式と低圧のスポットネットワーク方式の2種類がある。
(2)プロテクタヒューズは、受電変圧器の二次側に設置される。
(3)プロテクタ遮断器は、ネットワーク母線からの逆潮流により遮断動作する。
(4)受電用断路器は、ネットワークリレーの無電圧投入特性により自動的に投入される。
低圧電路に施設する機械器具の金属製の台及び外箱の接地工事を省略できる場合の記述として、「電気設備の技術基準とその解釈」上、不適当なものはどれか。 ただし、機械器具が小出力発電設備である燃料電池発電設備である場合を除く。
(1)水気のある場所に定格感度電流が15mAの漏電遮断器を施設する場合
(2)電気用品安全法の適用を受ける2重絶縁の構造の機械器具を施設する場合
(3)交流の対地電圧が150V以下又は直流の使用電圧が300V以下の機械器具を、乾燥した場所に施設する場合
(4)機械器具を乾燥した木製の床その他これに類する絶縁性のものの上で取り扱うように施設する場合
自家用発電設備の原動機の冷却方式に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
(1)冷却塔方式は、冷却水を循環する方式なので、水の補給が必要である。
(2)熱交換冷却方式は、熱交換器の一次側には清水を使用するが、二次側には河川水などを使用することができる。
(3)水槽循環冷却方式は、水槽への補給水が断たれた場合、直ちに運転を停止させる必要がある。
(4)直結ラジエータ冷却方式は、ファンの排風の処理が必要なので、地下室に設置するには不向きである。
自動火災報知設備の差動式スポット型感知器に関する記述として、「消防法」上、最も不適当なものはどれか。
(1)感知器は、30度傾斜させて設けることができる。
(2)感知器は、取付け面の高さが4mの高さに設けることができる。
(3)感知器の下端は、取付け面の下方0.6mの位置に設けることができる。
(4)感知器は、換気口等の空気吹出し口から1.5m離れた位置に設けることができる。
建築物の中央監視制御装置の機能に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
(1)機器稼働履歴監視は、機器の運転時間や運転回数等を積算し、設定した値を超えた場合に警報を発することをいう。
(2)火災連動制御は、火災発生時、関連する空気調和機、給排気ファン等を一斉又は個別に停止させることをいう。
(3)停電・復電制御は、停電時にあらかじめ定められた負荷の自動切離しを行い、復電時は、スケジュール状態に合わせた負荷の再投入を行うことをいう。
(4)無効電力制御は、変圧器群の負荷計測を行い、最小運転台数を決定し変圧器の投入及び切離しを行うことをいう。