▼用語詳細(電気工事用語集)
リモコンスイッチ
(リモコンスイッチ)
リモコンスイッチとは、照明をつける際などに、リモコンリレーを用いて点滅する場合に使用するスイッチのこと。

リモコン制御を行っている回路は、中央監視設備や照明制御盤で自動でオンオフされているが、手元で強制的にオン・オフを行いたい場合、リモコンスイッチを設けて操作できるようにしている。

リモコンリレーとは24Vの信号伝送により電灯回路を開閉させるために利用するリレー装置のこと。

分電盤内や天井裏に設置し、中央監視装置やタイマー、リモコンセレクタスイッチの外部信号を受けて駆動します。

複数のリモコンリレーを同時に動作させるグループ制御なども可能なため、最終退出口などで一斉に照明を切るといった使い方も可能です。

ただし、リモコンリレー個別に接点容量があり、負荷を集約接続し過ぎてはならないので、注意を要する。
規定の電流値以下で回路分けをすることが重要です。

従来はマグネットスイッチを盤内に組込み、タイマーや遠隔地に取り付けたスイッチでオンオフするという方法が主流であったが、リモコンリレーは、従来のマグネットスイッチにかわり、小型で操作が容易なため、広く採用されるようになった。