▼用語詳細(電気工事用語集)
電磁接触器
(デンジセッショクキ)
電磁接触器とは、電磁石の吸引力を利用した開閉器のこと。
マグネットスイッチと呼ばれることもあります。
負荷(モーター、ランプ、ヒーターなど)の動作をオン・オフさせるスイッチとして使います。

電磁接触器は繰り返し動作に強いという特徴があります。

配線用遮断器は、数百~数千回の開閉頻度で故障に至ります。

しかし電磁接触器は、駆動部が電磁石による吸引力を利用しており、構成部品が劣化しにくく、数十万回の開閉に耐えるため、タイマー回路など多頻度開閉を行う回路に用いられます。

低圧のほか、高圧仕様の電磁開閉器も存在しており、進相コンデンサなど、日々時間帯に応じて開閉が必要な回路に用いられています。
高圧限流ヒューズと組み合わせて、コンビネーションユニットとしても製品化されています。