▼用語詳細(電気工事用語集)
耐圧防爆構造
(タイアツボウバクコウゾウ)
全密閉構造において、容器内で爆発性ガスの爆発が起こった場合に、容器が爆発による圧力に耐え、かつ外部に爆発の影響を及ぼさないように強化した構造のこと。

防爆構造には6種類の分類があり、電気機器のクラス分けに応じて使用可能な種類が定められています。

耐圧防爆構造はその一つであり、防爆種類記号は(d)で表記します。

工場などでは、ガソリンやシンナー・プロパンガスなど爆発性ガスを多量に扱う事があり、ここに設ける照明器具や放送用スピーカー・火災報知器設備などが着火源となり、爆発する危険性が有るため、防爆構造の電気機器の設置が不可欠です。


危険場所の分類は3種類に分類され、耐圧防爆構造は通常、1種危険場所または2種危険場所での使用に適合します。