▼用語詳細(電気工事用語集)
色温度
(イロオンド、シキオンド)
色温度とは、光エネルギーを完全に吸収する黒体を高温で熱し、その黒体が発する色と、その時の黒体の温度を観測し当てはめて数値化したものです。

例えるなら、鍛冶職人が鉄を熱して赤くなった様子を見て、その鉄の温度を見分けるのと似ています。

熱する前は黒色、そして温度が上がるにつれて赤くなり、赤から黄色、黄色から白、白から水色へと変色していく為、ガスバーナーの炎の色とも似ています。単位はケルビン(K)を使用し、色の特性を示す値として用いられます。

身の周りのものでは、太陽光線(自然光)は5000~6000K、事務所等の文字を読む施設は5000K、落ち着いた空間を演出するなら3000K、PCのディスプレイは9300Kが標準値となっています。