▼用語詳細(電気工事用語集)
予備配管
(ヨビハイカン)
予備配管とは、予備として設ける電線管のことを言う。
必要となるケースは以下の通り。

◎電力ケーブルや通信ケーブルなどの将来的な増強
◎事故時のケーブル切替用(緊急で幹線を敷設しなければならない場合用)

天井や壁の施工完了後に通線工事することを考慮し、予備配管の内部に「呼び線」と呼ばれる電線引き入れ用の鉄線を挿入しておくと、通線の施工性が向上します。

竣工後に通信ケーブルを敷設するのが困難な住宅などの場合、ネットワークなど技術の変化が激しい設備に対応するため、LANケーブルや光ケーブルを後から通すための予備配管を壁・天井内に設けておくことが望ましい。