電験三種|独学で勉強をはじめる前に読んでほしい5つの情報

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目次

電験三種の資格を取得する際、資格学校や通信講座を利用すると数十万円といった高いコストがかかる場合もあります。ですから、少しでも費用を抑えるために独学での合格を目指している方も多いのではないでしょうか。


しかしながら、電験三種は合格率がとても低く、難しい試験だと言われています。


本当に独学でも合格できるのか不安
独学で合格を目指すにはどんな勉強をしたらいいか知りたい


そんな悩みを持っている方もいらっしゃるでしょう。


そこでこの記事では、電験三種を独学で勉強しようと思っている方にむけて、知っておいてほしい5つの情報をお伝えします。独学で勉強するべきか、判断に迷っている方はぜひ参考にしてみてください。



電験三種は独学でも合格を目指せる試験

電験三種の試験は、『1,000時間の勉強が必要』『合格率がめちゃくちゃ低い』などと言われていますが、結論として、独学でも合格を目指すことは不可能ではありません

わたしの知人でも、実際に独学で電験三種の試験に合格された方がいます。(ちなみにその方は取得までに5年かかりました)電験三種の受験者は毎年4万~4万5千人ほどいますが、その中でも独学で勉強されている方の割合は多いでしょう。


過去に電験三種の試験に独学でチャレンジした人は…

「やるかやらないかは本人次第。受かるも落ちるも本人の努力次第。」
「独学でも合格できないことはない。でも初心者なら難しいと思う…」

とコメントされている方もいらっしゃいました。


独学で合格を狙うのは不可能ではない、ただし難易度は高い…という意見からみても、 かなりの努力と根気が必要な試験であることは間違いないでしょう。



独学で勉強を始める前に読んでほしい5つの情報



電験三種の試験には受験資格がありません。

また電気の分野の専門的な資格でもあるので、取得すれば転職活動の際に活かしやすいことから、どんな人でも受験出来てチャレンジしやすい試験の1つとされています。


受験者層は、電気設備業界に携わっている方以外にも、電気の知識がまったくない文系の方~女性・学生の方までとても幅広いです。そこでここからは、電験三種の試験を独学で勉強しようと思っている方(特に初心者の方)に知っておいてほしい5つの情報をお伝えしていきます。


独学で勉強することのメリット

まずは、電験三種を独学で勉強することのメリットをお伝えします。


ー (1) 資格取得にかかる費用を安く抑えられる
独学で勉強することの最大のメリットとして言えるのが、資格取得にかかる費用を最小限に抑えられるということです。例えば、資格学校で受講する際、20万円~30万円といった高額な費用がかかることもあります。

その点、独学の場合、各科目の対策テキストを4冊(2,000円~3,000円のもの)と、10年分の過去問題が収録された問題集を1冊買ったとしても2万円ほど。受験費用を含めても3万円以内で済みます。そう考えれば、独学で勉強した方が断然お得だと言えます。


ー(2) 自分のペースで勉強を進められる
勉強配分を自分で決められるという点もメリットの1つ。電験三種は4科目ありますが、独学ならば、どの科目から手を付けるか・どの科目にどれくらいの時間を費やすかも全て自分で決めることができます。

講座を受講する場合は、あらかじめカリキュラムが決められていることがほとんどなので、自分のペースで勉強を進めにくく、自由度が低くなってしまいます。


ー(3) 場所や時間を制限されることがない
自分の好きなタイミング・好きな場所で勉強を始められることも独学のメリット。資格学校などに通ったり、通信講座を受講するとなると、勉強する場所や時間が制限されてしまいます。

しかし独学なら、自分自身の今の状況(時間や場所)に合わせられるので、自由度が高いですし、効率よく勉強することができます。



独学で勉強することのデメリット

続いては、独学で勉強することのデメリットも見ていきましょう。


ー (1) 時間管理が難しい
独学だと場所や時間を制限されることがないメリットはあります。しかしその反面、ダラダラ勉強してしまうことが多くなったり、今日やることを明日に先延ばしにしたりと、惰性になってしまいがちです。

電験三種の試験は科目数も多く、出題範囲も広いので、「何時までに、ここページまでやる」という具体的な目標を立てながら進めていくことが大切になります。


ー (2) 分からないことがあった場合の解決方法に悩む
これは電験三種の勉強に限らないことですが、分からない箇所があったとき気軽に質問したり、間違った点を指摘してくれる人がいないことも1つのデメリットです。

特に初心者の方の場合、どこが間違っているのか分からなくて、つまずいたまま進めないといった状況になる場合もあるでしょう。そうなったときの対処法を、あらかじめ用意しておけると良いかもしれませんね。



長期戦になる場合も…あらかじめ覚悟しておきましょう

まずは以下の図を見てください。


これは試験を管轄している電気技術者試験センターが、令和元年度受験申込者の受験回数をまとめたグラフを参考にして作成した図です。(グラフの数値はおおよその数値です)




この図を見ると、初受験者と同じくらい3回以上受験している人の割合が多いことが分かります。電験三種の試験は年に1度しかありません。ですから、3回以上受験しているということは、3年以上もの長いあいだ試験と戦っている人がいることになります。


1回の試験で4科目合格できるのがベストかもしれませんが、電験三種の過去の合格率を見ると毎年10%を切っており、やはり難易度の高い試験であることが分かりますよね。

ですから、電験三種の資格取得を目指す方は、試験勉強が長期戦になるかもしれないこと覚悟し、科目合格制度が効く3年以内に4科目全てに合格することを目指しましょう。


※科目合格制度とは
試験科目は『理論』『電力』 『機械』『法規』の4科目で、4科目の試験全てに合格すれば電験三種の資格を得ることが出来ます。 試験の結果は科目別に合否が決まり、一部の科目だけに合格した場合は科目合格となって、翌年と翌々年の試験では申請によりその科目の試験を免除することが可能です。



一番大変なのはモチベーションの維持

電験三種の試験は年1回しかなく、その上、合格するのが難しいです。前もって半年前から勉強したり、長い人では1年以上勉強し続けているという人もいます。

長期間の勉強で一番大変なのは、モチベーションをどう保つか

「もし合格できなかったらどうしよう…」
「勉強するの、だんだん面倒くさくなってきたな…」

勉強にかける時間が長くなればなるほど、こんな風に、不安になったり悩みを持ち始めたりすることが増えてくるでしょう。

途中で挫折して諦めてしまわないためにも、受験勉強が始まったとき、自分なりのモチベーションを保つ方法をあらかじめ見つけておけるといいですね。


動画サイトやSNSもフル活用!

独学での勉強の手助けになってくれるのが、YouTube等の動画サイト。

科目やカテゴリごとに、とても詳しく解説してくれている動画がゴロゴロ転がっています。独学で勉強する際は、テキストや問題集だけではなく、動画を使った勉強法も積極的に活用してみましょう。

また、ツイッターやインスタグラムなどSNSを使って、分からない問題があったときは質問を投げかけてみるのもいいと思います。試験勉強用に専用のアカウントを開設しておくのもおすすめです。



独学で何から手を付けたらいいか分からないときは…


独学で勉強しようと思ったとき、「何から始めたらいいか、どこから手を付けたらいいか分からない」という点も悩みの1つだと思います。

そんなときはまずは自分にどのくらいの知識があるのかを知るために、試験問題を一通り解いてみることから始めましょう。そうすることで、分かる問題と分からない問題・得意分野・苦手分野が分かってきて、どのくらいの勉強時間が必要かイメージがつきやすくなります。


電験三種の勉強法や勉強時間については、以下の記事もご参考ください。



効率よく勉強し、合格を勝ち取りましょう!

今回は、電験三種を独学で勉強をはじめる前に読んでほしい情報をお伝えしてきました。どんな資格でも、独学で勉強をする際はメリットとデメリットがあるのは確かです。

合格するまで、免許を取得するまで、モチベーションを保ち続けるのは簡単なことではありませんが、目標をしっかり立てて自己管理を徹底していけば、十分独学でも合格は狙えるでしょう。

ぜひ今回読んだ情報を、独学で勉強するべきかの判断材料していただければ幸いです。


【電験三種の試験に関連する記事はこちら】
知らなきゃ損!電験三種の難易度と合格率一桁の試験攻略法
【電験三種】勉強時間の目安と、初心者のための勉強方法


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