電気工事士への転職。自己PRできることがないよって時の対処

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電気工事士の求人に興味を持って転職活動中。 いざ、応募して選考を受けようと思うと、「自己PRが思いつかない」「自己PRできるような自慢がない」「自分をアピールするのは、なんだか気恥ずかしい」といったことはありませんか?

そうはいっても、転職活動を成功させるには避けては通れません。この記事では、自己PRを見つけて作成する方法を紹介していきます。 一緒に確認していきましょう。




「自己PR」を難しく考え過ぎて、誤解していませんか?

自己PRについての相談を受ける時に、もっとも多く聞く悩みが、「誰かに話せるような自慢はないんです。 自己PRと言われても、アピールできるようなことはないですよ。」といった声です。 さっそくですが、これは大きな誤解です!


自己PRとは、「あなたが周りの人よりも、突出して優れていることの説明」ではありません。 例えば、次のようなことが自己PRだと思われているとしたら、それは誤解されているかもしれません。


▽よくイメージされる自己PR例

「○○の記録(成績、大会)で、1番になった」
「社内最速で、○○した」
「○○の結果を残して、表彰された」
「○○の資格を取得した」 etc


自己PRとは、上記のような例“だけ”ではありません。 むしろ、こういった例を出せる人の方が、圧倒的に少ないのではないでしょうか。 きっと、面接をしている面接官自身も、こういった例を示せる人の方が少ないと思います。


自己PRの質問とは、ざっくり言うと、
「あなたはどんな人なのか、教えてください。」
「あなたはどんなことを経験してきて、
 どういうことが比較的得意ですか?良いところですか?」



という趣旨です。なにも「周りの人よりも、突出して優れていることを教えてください。」と聞かれている訳ではありません。 便宜上、面接官や履歴書などでは、「自己PR」という文言を使っているだけと、捉えてもらって構いません。 自己PRを応える時は、自分のことを自分の言葉で伝えられたら、OKです。そう考えると、少しは気が楽になるかと思います。




自己PRの見つけ方

それでは、実際に自己PRを見つける、自己PRを作る方法をお伝えしていきます。 「自分の自己PRってなんだろう?」と考え続けても、中々思いつかないかもしれません。それで嫌になってしまう人もいるようです。


コツは、過去を振り返ることです。


あなたの良いところや得意なことは、これまでの人生のどこかで必ず発揮されています。 なので、「過去を振り返る。思い出したことを紙に書き出す」ことが、もっとも効果的です。 例えば、白紙を用意して、こちらのように線で区切ってみましょう。



▽自己PRを書き出す手順
「場面」
→はじめに部活動、アルバイト、○○会社、○○現場の工事、など特定の場面を選んで書きます

「得意だったこと」
→些細なことでも構いません、思い出したことは全て書き出しましょう

「意識してやったこと」
→得意だったことと重複してもOKです。当時の自分になりきって、まずは書き出しましょう

「得意だったこと」の例
○○の作業を覚えるのは早かった/ いつも間違えずに作業できた/ 色々な人がいても、割とすぐに打ち解けて協力できた/ 失敗したことも、成功するまで何度も取り組んだ/ ○○がうまく出来て、褒められた etc


「意識してやったこと」の例
気になったことは、自分から周りに聞くようにした/分からないことは、直ぐに調べたり復習したりした/少しでも早くできないかと常に考えながら、作業した/元気がない時も、できるだけ明るくふるまうようにした etc


上に書いたのは、あくまで例ですので、「こうじゃなきゃいけない」「こういうのは良くない」といったことは一切ありません。 また、「得意だったこと」と「意識してやったこと」は、内容が重複しても大丈夫です。 2つの視点で書き出すことで、新しい発見があったらラッキーです。場面については、 これまでの経験の中から、印象に残っている時を選んでいけばOKです。時間がある場合は、 できるだけ多くの場面について書き出すと、自己PRのポイントを見つけやすくなると思います。




更に情報を集めたい時は、人に聞いてみる
また、自分で振り返って書き出すだけではなく、他人に聞くことも有効な方法です。 「私がうまくできていたことは何か?」「一緒に取り組んでみて、私の良かったところは何か?」と質問してみると、 自分では気づかなかった発見があるかもしれません。口頭で聞いても、メールやLINEで回答してもらってもOKです。 人に聞くのはちょっと・・・という方は、その当時に「人から褒められたこと」を書き出してみることで、代わりとしてみるのもありです。



自己PRを具体的にする

自己PRポイントを書き出したら、その中から面接で話したり、履歴書に書いたりできる内容を選んで具体的にしておくと、なお良いです。 なぜかというと、できるだけ具体的に伝えられた方が、面接官がイメージしやくなるからです。 イメージしやすいと、あなたの良さが正確に伝わり、内定をもらえる確率が高まります。 また、「もう少し詳しく教えてください」「具体的には何をされましたか?」と、面接などで詳しく聞かれることもありますので、用意できておいた方が安心です。


具体化するには、自己PRする内容について、次の視点で掘り下げてみましょう。

▽具体化する視点
いつ(when)
どこで(where)
誰が(who)
何を(where)
どのように(how)

例えば、「作業を早く覚えた」という点をPRにする場合、次のような感じです。
(いつ )
新しい業務を始めた時、毎日の業務終了後
(どこで)
業務終了後の事務所で、10分間
(誰が)
わたしが(必要な時は先輩も一緒にお願いして)
(何を)
1日で間違えた業務、覚えてなかった業務の復習を
(どのように)
1つひとつノートに書き出して、要点をまとめた


この作業は、特別難しいことではなくて、とにかく思い出すことです。その当時の行動を、いきなり人に説明することは難しいものです。 だから、思い出す作業が必要となり、これは、まさに思い出すための作業と言えます。その当時の自分になりきって、書き出してみてください。 大事なことは、あなたがどんな人なのか?が伝わることです。その為に、できる限り具体的に自分のことを説明できるように用意しておきましょう。


電気工事士への転職に役立つ自己PRとは?

ここまで、自己PRの見つけ方・作り方をお伝えしてきましたが、 最後に電気工事士へ転職する上での自己PRについて見ていきたいと思います。


電気工事士の仕事では、まず「間違えない工事・丁寧な工事」が求められます。 電気工事士の仕事に間違いがありますと、工事現場や建物内での事故につながります。図面やルールに従って正確に、というのが基本となります。 作業を間違えないためには、そもそも工事の仕方やルールを覚えていないといけません。 未経験から電気工事士の仕事を始める場合、最初に覚える量は多いようです。 その為、「コツコツと学んでいける・覚えていける」ことも重視されています。


また、いろいろな電気工事会社の社長や採用担当者の方と話をしていると、 「電気工事に興味や関心があるかどうか、これが一番大事かな」という声もよく聞きます。 電気工事は簡単な仕事ではなく覚えることも多いので、 本人が興味を持って取り組めないと、なかなか上達していかないことが理由だそうです。


これらを確認する意味で、電気工事士の面接では、 「どうして電気工事士の仕事をしたいのか?」という質問がされることも多いとのこと。逆にいうと、これがあれば、大変なことを乗り越えていけるとも言えますね。




過去の振り返りから、電気工事士に合う自己PRを作っていく

自己PRを作るときは、まずは自分の過去の振り返りから始めていくといいでしょう。 しっかりと当時の自分を思い返して、書き出していってください。 その次に、電気工事士の採用選考を突破することを考えて、電気工事士に向いているのはどんな人か?も踏まえて、整理を進めていくと良いと思います。


少々手間がかかるかもしれませんが、事前に準備をしておけば、実際に履歴書を書く時や面接の時には、安心できます。 過去の自分を振り返る作業は、当時を思い出して懐かしかったり、意外と新しい気付きもあったりするものです。 せっかくやる時は、少し楽しみながらやってみてくださいね。

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