電気工事士の面接、事前準備中の方へ【よくある質問とアピール例】

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電気工事士の求人に応募して、いよいよ面接が近づいているタイミング。せっかくなら、少しでも面接の準備をして、安心して面接当日を迎えたいですよね。

面接は、転職活動ならではの機会なので、久しぶりの面接、あるいは初めての面接という方もいらっしゃるかと思います。

電気工事士を募集する会社の面接では、会社によって異なる部分もありますが、 ある程度共通する面接内容もあります。

この記事では、電気工事士の面接を受けるにあたって参考になるよう、情報をお伝えします。電気工事専門の求人サイト(工事士.com)を運営する中で、 実際に電気工事士として働く方や採用担当者から面接のポイントを聞いた話ですので、是非参考にしてください。


面接の流れ、所要時間

まずは面接の流れを、簡単に確認してみましょう。


■挨拶・自己紹介
面接が始まると挨拶をしつつ、場をなごます意味も含めて、簡単な質問をいくつかもらうことがあります。 「簡単に自己紹介してもらえますか?」「いま、どんな仕事していますか?」 「これまで、どんな仕事してきましたか?」といった質問です。

面接が始まって直ぐの段階では、1~2分ほどで要点を絞って話しましょう。 自己紹介を求められた時は、これまでの経歴を簡単に答えればOKです。


■会社から転職者への質問
挨拶の後には、会社から転職者へ質問して、転職者が質問に答える流れが多いです。 「これまでの経歴(学歴や職歴)」「今回の転職理由」「志望動機」などを聞かれます。履歴書の内容について、質問を受けることもあります。


■会社から仕事内容や職場についての説明
会社から、入社後の仕事内容や職場の雰囲気などを説明してもらいます。 会社によっては、工事現場で使う資材や工具を見せれくれる時もあります。


■転職者からの質問
会社から転職者に、「何か質問はありますか?確認したいことはありますか?」と聞かれます。 気になっていることや事前に確認したいことを質問しましょう。


■諸条件(入社時期、給与)などの確認
面接の後半で、入社時期や給与についての希望を聞かれます。また、今後の選考スケジュールを確認して、面接は終了です。


会社や採用担当者によって順番は前後しますが、おおよそこのような流れで進んでいきます。 面接の時間としては、30分~1時間が多いようです。

長くなる場合は、1時間以上となることもあるので、 面接後の予定には時間の余裕を持っておきましょう。


電気工事士の面接で「よく聞かれる質問」


面接で想定される質問や準備しておくことは、色々なことが求人サイトなどでも書かれています。 ただ、全てを完璧に用意することは中々難しいと思います。

次に、電気工事士の面接においてポイントとなる「よく聞かれる質問 = 重要な質問・合否に関わる質問」を確認していきましょう。


■「どうして電気工事士になろうと思ったの?」
いわゆる「電気工事士になりたい志望動機・志望理由」に関する質問です。未経験でこれから電気工事士になろうとする方に対して聞かれる質問です。

志望動機の質問のされ方は、「なんで電気に興味持ったの?」「うちの会社の志望動機は何?」などと、じゃかんの違いはあるかもしれませんが、会社が知りたいことは、ほぼ同じです。


電気工事の現場仕事って大変で、覚えることが多い。本人が電気工事に興味を持っていたり、好きだったりしないと、仕事を覚えられない。逆に、興味持っていれば覚えるのも早いし、一人前になれる


という考えを、会社の社長や採用担当者は持たれているそうです。


これまでの実体験から感じているそうで、「電気工事に興味を持っているかどうかは、現場での様子を見ていると分かる」とおっしゃる方が多いです。

「電気工事士って大変だけど、本当にやりたいのかな?」「電気工事士の仕事に興味を持って、長く働いてくれるかな?」というのが、企業として知りたいことです。


この質問が、面接では1つのポイントとなります。質問に応えるときは、「電気工事士に興味を持ったきっかけ、電気工事士との接点」 あるいは、「転職後の目標」を伝えることがコツとなります。


この記事を読まれている方でしたら、電気工事士になろうと思われた理由やきっかけがあると思いますので、それを自分の言葉にして伝えられたらOKです。

ただ、面接の場でいきなり話そうとすると、言葉に詰まるかもしれません。電気工事士の志望動機の書き方を詳しく書いている記事もありますので、是非、利用してください。また、電気工事に興味がある人は向いているの記事からも、参考にできる情報があると思います。


■「この仕事けっこう大変だけど、大丈夫?」
あえて、ストレートに「大丈夫?」と聞かれることもあります。企業としては「電気工事士の現場状況や仕事の大変さを、どのくらい理解してくれているのか?」「理解した上で、電気工事士になろうとしてくれているのか?」を気にされます。

さきほど出てきた電気工事士への志望動機について、 別のかたちの質問で確認してもらっていると捉えましょう。


1番良いのは、「大丈夫です!」と回答することです。さらに例えば


覚えることが多いことや体力が必要なことなどの大変さを分かった上で、それでも電気工事士として手に職をつけたいです。電気の仕事をやりたいです。


と伝えることができれば、良いアピールとなります。


もちろん、事前に電気工事士の大変さは理解しておきましょう。 大変さ以上に、電気工事士の仕事に魅力ややりがいを感じていることを伝えられたら、 あなたの熱意やヤル気が伝えられます。




■「どんな工事してきたの?」
既に工事経験がある方が聞かれる質問です。できるだけ、これまでの工事経験を具体的に答えるようにしましょう。できるだけ具体的にした方が、あなたの知識・技術を正確にイメージしてもらえてアピールにつながります。面接の前に、一度書き出しておくこともオススメですよ。


「建物種類:住宅、道路、学校 etc」「工事種類 : 配線工事、通信工事、受変電設備 etc」「数字:経験年数、工事した建物件数、建物の大きさ etc」といったことを、用意しておくと答えやすいと思います。

また、転職した後、これまでと同じような工事で更に経験を積みたいのか、 新しい工事をしていきたいのか、を伝えることもアピールにつながります。


事前に準備しておけば、面接当日では落ち着いて話すことが可能です。「事前準備80%・面接当日20%」のイメージだと、うまくいきます。

また、事前に準備した内容は、求人サイトからの応募時や、履歴書にも利用することができる利点もあります。実際に紙に書いていくと、考えが整理できますよ。


志望動機のアピール例


「よく聞かれる質問」が、電気工事士の面接を合格できるかどうかのポイントの1つと言えます。 よく聞かれる質問を踏まえた志望動機のアピール例を挙げますので、参考にしてください。


▽仕事の大変さを理解し、
それでもやりたいと思っている事・体力に自信がある事をアピールした例

学生時代から、技術の授業等で物を作ることが好きでした。友人の話を聞いて手に職をつけたいと思い応募しました。もちろん大変な仕事であることや、最初は見習いとして経験を積む必要がある事を理解しています。学生時代は運動部に所属して、厳しい指導も受けていたので、体力には自信があります。忍耐強さ・体力を武器に何でもやるつもりです!現場での作業を覚えながら、資格取得にも頑張ります。ぜひよろしくお願いいたします。



▽資格や経験がなくても、ヤル気・意欲をアピールする例

これまで正社員経験はないですが、資格や経験がなくても活躍していけると 書いてあったので、自分でも頑張れると思って応募しました。

御社では未経験から入っている先輩もいるそうなので、現場でどんどん学んでいって、先輩に追いつけるようにしたいです。モノをつくったり、いじったりすることは昔から好きです。

入社させて頂いたら大変なこともあると思いますが、逃げずに長く働いていきたいと思います。



▽資格を活かした仕事をしたい事・他業種で培った経験を活かしたい事をアピールした例

親戚に電気工事士がいて憧れており、高校時代に第ニ種電気工事士を取得しました。しかし当時は色んな事に挑戦したいという思いが強く、別業種の会社に就職しました。

その後、やはり資格を活かしたい・電気関係の仕事をしたいと思うようになり応募しました。電気工事をするからには、資格も現場経験も増やしていきたいと思っています。

前職では販売業をしており、社会人としてのマナーが身についていますし、体力にも自信があります。販売業で培ったコミュニケーションン能力も役立てると思いますので、ぜひよろしくお願いいたします!



これらは、あくまで参考・イメージです。この言葉を言わないといけない、 この言葉は言ってはいけない、といったことはありません。

例文の中で「これは自分にも当てはまるな」「これは自分にも使える部分だな」 という箇所だけをピックアップしてもらってもOKです!



電気工事士への興味・ヤル気が大事

転職活動をして面接まで進んだのなら、転職成功まであと少しですね!

面接の準備はいろいろとあるかもしれませんが、電気工事士になるという点でいくと「電気工事士への興味・ヤル気」の重要度は高いと思います。

また、電気工事士の現場のことや大変さも理解していること、理解した上で電気工事士の道を選んでいることも、企業には大きなアピールになります。あと一歩、応援しています!

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