▼用語詳細(電気工事用語集)
水気のある場所
(ミズケノアルバショ)
水気のある場所とは、水を取り扱う場所や水滴が飛散する作業を行う場所、常時水が露出している場所の総称。

漏電の危険性が高い場所として規定されています。
電気設備技術基準により、水気のある場所に電気機器を設置する場合、漏電による感電事故を防ぐために漏電遮断器の設置が義務付けられています。

キッチン、浴室、洗面所、トイレ、庇や軒下といった住宅における代表的な「水気のある場所」のほか、業務上、運営上で水を使用する魚屋や八百屋、洗車場、簡易地下室、水が漏出する場所なども該当し、水気のある場所はどのような施設にあっても幅広く存在するので注意が必要です。