▼用語詳細(電気工事用語集)
バイメタル
(バイメタル)
バイメタルとは、熱膨張率の異なる2種類の金属板を張り合わせ、先端に接点を設けたもののこと。

熱膨張率の小さな金属は温度上昇してもそのままの形状を維持するが、熱膨張率の大きな金属は熱を加えることで大きく湾曲し、金属帯同士が接触することで接点が閉じて通電状態となります。

一定の温度以上になることで接点を開閉できるため、蛍光灯の点灯管や各種熱機器の安全装置として活用されています。

バイメタルを有効活用した事例としては、
◎蛍光灯を点灯させるためのグローランプ点灯管
◎ドライヤーやアイロンなど電気機器の異常過熱に対する安全装置
◎設定された温度なった場合の接点操作といったサーモスタット
などに利用されており、その用途は幅広いのが特徴です。