2024年(令和6年)電験三種の試験日は?|合格に近づく直前の過ごし方も解説

電気主任技術者(電験)

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電験三種(第三種電気主任技術者)の試験を受験予定のみなさん!


2024年度(令和6年)の電験三種の試験日は、上期が2024年7月4日(木)~7月28日(日)(CBT方式)もしくは8月18日(日)(筆記方式)下期が2025年2月6日(木)~3月2日(日)(CBT方式)もしくは2025年3月23日(日)(筆記方式)に予定されています。


日程 上期 下期
申込期間 2024年5月20日(月)~6月6日(木) 2024年11月11日(月)~11月28日(木)
筆記方式 試験日 2024年8月18日(日) 2025年3月23日(日)
CBT方式 試験日 2024年7月4日(木)~7月28日(日) 2025年2月6日(木)~3月2日(日)

この記事では、電験三種の申し込み期間や、合格に近づく試験直前の勉強方法や過ごし方をメインに紹介していきたいと思います。また、直近であった試験の重要な変更点についても解説していきます。電験三種を受験予定の方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!


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2024年度(令和6年)電験三種(第三種電気主任技術者)の試験日程は?

2024年度(令和6年)の電験三種(第三種電気主任技術者)の試験は、上期が2024年7月4日(木)~7月28日(日)(CBT方式)もしくは8月18日(日)(筆記方式)下期が2025年2月6日(木)~3月2日(日)(CBT方式)もしくは2025年3月23日(日)(筆記方式)です。


日程 上期 下期
筆記方式 試験日 2024年8月18日(日) 2025年3月23日(日)
CBT方式 試験日 2024年7月4日(木)~7月28日(日) 2025年2月6日(木)~3月2日(日)

後ほど詳しくお伝えしますが、2022年度・2023年度の試験より、大きな変更が2つありました。年に2回の受験が可能になったことと、試験にCBT方式が導入されたことです。


受験予定の方はいつまでに何を仕上げるか計画を立てたうえで勉強しましょう。また、改めて試験に関する日程や、申し込み情報などを確認しておきましょう。


※参考:(一財)電気技術者試験センター


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2024年度(令和6年)電験三種試験の申し込み期間は?

試験機関の(一財)電気技術者試験センターの発表によると、2024年度(令和6年)の電験三種(第三種電気主任技術者)試験の申込期間は、上期が2024年5月20日(月)~6月6日(木) まで下期が2024年11月11日(月)~11月28日(木)までとなっています。

日程 上期 下期
申込期間 2024年5月20日(月)~6月6日(木) 2024年11月11日(月)~11月28日(木)

※参考:(一財)電気技術者試験センター


詳しい試験の申し込みについては、以下の記事もご確認ください。



※申し込み方法

電験三種の申し込み方法には、インターネットで申し込む方法と、郵送で申し込む方法の2パターンがあります。


インターネット申し込みの場合の受験手数料は7,700円郵送による申し込みでは8,100円と、申し込み方法によって手数料に若干の差があるので注意が必要です。

原則インターネット申し込みとなっていますし、インターネットで申し込む方法の方が手数料が安く抑えられます。時間のない方でもスムーズに手続きすることができるのでオススメですよ!


また、インターネットによる申込みは初日10時から最終日の17時まで郵便による申込みは最終日の消印有効となります。


申し込みを先延ばしにして、いつのまにか忘れてしまい受験ができなくなってしまった!となっては計画が台無しです。
受験することが決まったら、その場で手続きをしてしまいましょう。


なお、2021年度まで、インターネット申し込みの場合の受験手数料は4,850円、郵送の場合は5,200円でした。大幅な値上げとなっていますので、その点もあらかじめ把握しておきましょう。


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電験三種試験への新型コロナウイルスの影響は?

新型コロナウイルスが流行している昨今、懸念されているのが、電験三種(第三種電気主任技術者)の試験への影響です。


ネットでは、「せっかく勉強したのに延期や中止になるのはつらい……」「どうなるか分からないが、やれることだけはやっておこう」と、試験実施を心配する声も見受けられます。

また、試験自体の実施ももちろんですが、もし自分が罹患者や濃厚接触者になってしまった場合の対応など、どうしたらよいのか不安ですよね。


試験機関である(一財)電気技術者試験センターのお知らせを見ると、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、試験の中止や試験日程を変更する場合は、ホームページでお知らせするとされています。
なお、2022年度は、罹患者などに代替措置もありました。


過去に第二種電気工事士の資格試験が中止になったように、新型コロナウイルスの感染拡大の状況によって、資格試験の実施は柔軟に判断されると考えられます。
そのため、電験三種の試験についても、試験機関のホームページで最新の動向を常にチェックしておくことが大切です。


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電験三種の試験直前になったら考えたい、試験当日までの過ごし方


電験三種(第三種電気主任技術者)は、勉強時間が1,000時間必要であるとも言われる難関資格で、多くの受験者は1年、もしくはそれ以上前から勉強を開始します。


たとえば1年前に受験を決意したとして、試験までの時間の4分の3が過ぎた残り4か月というタイミングでは、残された期間の勉強方針について改めて考える必要があります。


なぜかというと、試験まで残り4か月というタイミングは、

どの科目に比重を置いて勉強するべきか
得意科目だけに絞って、苦手科目は次回に持ち越すか


この2点を再度検討するのに適しているからです。


特に、電験三種を今回初めて受験するという方や、4科目一発合格を狙っている方は、ぜひこのタイミングで上記の2点を考えてほしいと思います。


今まで勉強されてきた中で、自分がどの科目をどれくらい理解しているのか・現時点でどれくらい点数を取れそうなのかは判断がつくと思うので、まずは「残りの期間で、どの科目に比重を置いて勉強するべきか」、第一に検討してみましょう。


また、電験の試験には科目免除という制度があります。一部の科目だけに合格した場合は科目合格となり、 翌年と翌々年の試験では、申請によりその科目の試験が免除されます。


科目免除が効く3年以内に、4科目全てに合格すればいいので、もし現時点で得意科目・苦手科目に大きな差が出るようなら、「得意科目だけに絞って、苦手科目の合格は次回に持ち越す」ことも視野に入れてみるといいかもしれません。


試験直前は取捨選択が必要です。ラストスパート前に改めて自分の今年の目標を考え直し、計画的に合格を勝ち取ってください!


電験三種の勉強方法については、以下の記事も参考になりますよ。



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電験三種の試験、2022年度以降は年2回受験可能に!

2021年度まで、年に一度しか開催されなかった電験三種(第三種電気主任技術者)の試験ですが、2022年度以降は年に2回受験が可能となりました。

年2回受験が可能となったことで、その分合格のチャンスも増えたのは、嬉しい改変でした。


なお、科目別合格制度(科目免除)は、「1次試験で『理論』『電力』『機械』『法規』の4科目のうち一部の科目に合格すれば、3年以内に試験を受けた際に合格した科目が免除される」という仕組みのまま、変更はありません。


半年に一度試験が受けられると、合格にギリギリ届かなかった科目を早い段階で再受験することができたり、自分の勉強の進み具合を見て前期の試験を受験せず、後期に回すというような判断もできたりするため、調整がしやすいですよね。


この制度変更は、以前は年1回に限定されていた受験機会を増やすことで、有資格者の確保につなげる目的です。


より計画的に勉強スケジュールが立てられるので、2024年度以降の勉強計画を立てている方も、年2回受験であることを踏まえて計画しておきましょう


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電験三種の試験、2023年度からCBT方式を採用!

もうひとつの重要な変更点として、2023年度から、希望者はCBT方式による受験が可能となりました


CBT方式とは、Computer Based Testing(コンピューター・ベースド・テスティング)の略です。ひとことで言うと、「コンピューターによる受験が可能になる」ということです。

※ 指定の会場(全国にあるCBTテストセンター)のコンピューターで受験するので、自宅から遠隔で受験するわけではありません。


また、CBT方式の採用にともない、受験日を一定期間内の複数の試験日・時間帯から自分で選択できるようになりました。平日休みの日にも受験できるので、様々な働き方の人にとって受験しやすい仕組みとなりました。


もちろん、これまで通りの筆記方式(マークシート)での受験も可能です。受験申し込みまでに、どちらの方法で受験するか決めておきましょう。

※CBT方式での受験を希望される場合は、受験申込後、指定された期間内に「CBT会場申込手続(試験会場及び試験日時の選択手続き)」を行う必要があります。
詳細はこちら:(一財)電気技術者試験センター「電第三種電気主任技術者試験におけるCBT方式の導入について


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まとめ|電験三種の試験スケジュールを把握して、合格を勝ち取ろう!

電験三種(第三種電気主任技術者)の試験は、けっして簡単に一発合格できるような試験ではありませんが、2022年度・2023年度の改正で、一気に受験の機会が広がりました。


試験の回数・方法を増やすということは、より多くの有資格者の誕生が待ち望まれているということです。


もちろん、あなたの合格を待ち望んでいる人がたくさんいます。
毎日の努力は決して無駄にはなりませんので、資格取得に向け頑張ってくださいね!


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