電験三種の申し込み方法|受験票はいつ届く?支払方法も確認

電気主任技術者(電験)

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電験三種の試験を受験しようと思っている方!


・どうやって申し込めばいいのか分からない
・受験票はいつ届く?
・支払方法を知りたい…


いま、こんな悩みをお持ちではないですか?


この記事では電験三種の申し込み方法についてお伝えしています。また、2023年度の試験スケジュールや受験資格もまとめているので、申し込み前に併せて確認しましょう。


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まずは受験資格・試験日を必ず確認

電験三種の試験を受験する際は、申し込みに進む前に、 「受験資格」と「試験のスケジュール」を前もって必ず確認しておきましょう。


電験三種の受験資格

電験三種の資格試験に、受験資格はありません

所定の手続きを行えば学歴や経験年数などを問わず、どなたでも受験することが可能です。


2023年度の試験スケジュール

電験三種の試験は、2022年度以降は年に2回、全国47都道府県で行われています。

試験スケジュールは下記をご覧ください。


【2023年度 電験三種 試験スケジュール】

■上期

申し込み期間 : 5月15日(月)~6月1日(木)
試験日(CBT方式):7月6日(木)~7月30日(日)
試験日(筆記方式):8月20日(日)


■下期

申し込み期間 : 11月13日(月)~11月30日(木)
試験日(CBT方式):2024年2月1日(木)~2月25日(日)
試験日(筆記方式):2024年3月24日(日)


2023年度からCBT方式が選択可能に

2023年度からは、試験にCBT方式が導入され、CBT方式の試験と筆記方式の試験から、好きな方を選択できるようになりました。


CBT方式とは、全国約200か所にあるテストセンターのコンピュータで受験する方法です。CBT方式での受験を希望される場合は、受験申込後、指定された期間内に「CBT会場申込手続(試験会場及び試験日時の選択手続き)」を行う必要があります。

詳細はこちら:(一財)電気技術者試験センター「電第三種電気主任技術者試験におけるCBT方式の導入について


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申し込み~合格・免状取得までの流れ

ここでは、試験を受けようと思ってから、申し込みを行い、合格して免状を取得するまでの一連の流れをまとめています。今後、電験三種の受験を検討されている方は、ぜひご参考にしてみてくださいね。


【申し込み~合格・免状取得までの流れ】

試験を受験すると決めたら…


まずは試験日程を確認し、申し込みを行います。


<申し込み期間>
例年、5月中旬~6月上旬・11月下旬~12月上旬


受験票は試験日の約2週間前に発送されます。

<試験(年に2回)>
CBT方式の場合、7月・翌年2月
筆記方式の場合、8月下旬・翌年3月下旬


<結果発表>
例年、筆記試験の翌月
(一財)電気技術者試験センターから随時公表される情報をご確認ください。


<免状交付>
4科目全てに合格したら、免状交付の手続きを行います。
合格したら試験センターより試験結果通知書が送付されます。試験結果通知書と一緒に免状交付申請書が同封されているので、必要事項を記入し、試験センターに提出しましょう。
また、交付手数料の払い込みも試験センター宛となります。


免状は、申請からおよそ2ヶ月後に届く予定です。


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申し込み方法

続いては、実際の申し込み方法についてお伝えします。 電験三種の申し込み方法には、「インターネット」と 「郵便」の2通りがあります。


インターネットで申し込む方法

インターネットで申し込みを行う場合、(一財)電気技術者試験センターのインターネット受験申込へアクセスし、手順に沿って受験申し込みを行います。


2021年度以降は、申し込みの際に自身の写真をアップロードする必要があります。


受験手数料は、以下のいずれかの方法で支払います。


1.銀行振込
2.クレジットカード決済
3.コンビニエンスストア決済
4.Pay-easy(ペイジー)決済
※ 団体の場合は銀行振り込みのみとなります。


インターネットから申し込んだ際の受験手数料は、7,700円(非課税)です。



郵便で申し込む方法

郵便で申し込む場合は、まずは受験案内冊子を入手しなくてはいけません。受験案内の冊子は、大型書店や産業保安監督部、電気技術者試験センター 本部事務局などで入手することができます。


受験案内の冊子と一緒に入っている受験申込書に必要事項を記入し、受験手数料と一緒にゆうちょ銀行(郵便局)の窓口に提出します。


2021年度以降は、受験申込書に自身の写真を添付する必要があります。また、受験申込書の送付と受験手数料の支払いは別々なのでご注意ください。


郵便から申し込んだ際の受験手数料は、8,100円(非課税)です。


受験の申し込みをする際は、郵便で申し込むよりもインターネットで申し込む方法がオススメです。
インターネットで申し込む場合だと、受験案内を入手するためにわざわざ足を運ぶ必要もないですし、費用もやすく抑えられます。


時間のない方でもスムーズに手続きができますので、周囲にネット環境のある方はインターネットで申し込みを行いましょう。


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こんなときどうする!?Q&A

最後は、電験三種の試験を申し込む際にありがちな質問についてお答えしていきます。


Q.郵便受付用の受験案内・申込書の配布場所はどこですか?

A.受験案内の冊子は、(一財)電気技術者試験センター 本部事務局窓口で入手することができます。

また、郵送により請求することもできます。(一財)電気技術者試験センターの公式サイト内でも郵送により入手する方法 について確認できます。


なお、受験案内の内容は、(一財)電気技術者試験センターの「受験申込方法・受験案内」で確認できるので、インターネット申し込みの場合、書面の受験案内は必要ありません。


Q.郵送で申し込む場合、ゆうちょ銀行のATMからでも振り込みは可能でしょうか?

A.受験案内の冊子と一緒に入っている専用の払込取扱票を使えば、ゆうちょ銀行のATMからでも振り込みが可能です。


Q.インターネットで申し込む方法と郵便で申し込む方法、どちらが安いですか?

A.インターネットの場合は7,700円、郵便の場合は8,100円です。
インターネットで申し込むほうが400円安く申し込むことができます。
また郵便で申し込む場合、受験案内を郵送で入手するのであれば、さらにその分の切手代金がかかります。


Q.試験会場は選べますか?

A.受験申し込みの際に選択できるのは試験地のみで、試験会場を選択することはできません。
試験会場は毎年同じ場所とは限らないので、受験票を見てしっかりと確認するようにしましょう。


Q.受験の申し込みをしたのですが、受験票はいつ頃届くのでしょうか?

A.受験票は、試験日の約2週間前に郵送されます。試験日の2週間前になっても受験票が送られてこない場合は、(一財)電気技術者試験センターに問い合わせてみましょう。


Q.試験の合格通知書を紛失してしまいました。どうしたらいいでしょうか?

A.合格通知書を紛失してしまった場合は、再発行の手続きを行いましょう。 再発行の手続きは試験センターで行います。「試験結果通知書再発行申請書」をご確認ください。


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まとめ

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。


2023年度の電験三種試験 申し込み期間は、上期が5月15日(月)~6月1日(木)、下期が11月13日(月)~11月30日(木)となっています。
受験予定の方は、期間内に忘れずに申し込むようにしましょう。


また、受験費用を少しでも抑えたいという方や、なるべく時間をかけずに申し込みを行いたい方は、インターネットでの申し込みがオススメです。


この記事が、第三種電気主任技術者を受験するあなたのお役に立つことを願っています。


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